根室駅の入場券です。かつてJR北海道では記念?として、その駅の硬券入場券を発売していました。発売は主要な有人駅ですが、有名な駅では無人駅のものも近くの有人駅で発売していました。
有名なものとしては2025年3月に廃駅予定の東根室駅があり、隣の根室駅で売られていました。
上記の東根室駅の日付と見比べるとわかりますが、同じ日に「根室駅」「東根室駅」の入場券を購入しています。
硬券入場券は永らくJR北海道の主な有人、簡易委託駅で発売されていましたが、徐々に発売駅が減少し、2019年10月のJR北海道の運賃値上げに伴いそれまでに残存した駅では一斉に発売を取りやめています。
今のところ硬券入場券の発売が復活した話は聞いていません。
一方、硬券の発売と入れ替わるように登場したのが2017年からの「わがまちご当地入場券」、そして2019年のJR北海道の運賃値上げ後、コロナ渦の回復を待って発売開始した「北の大地の入場券」です。
2022年に根室駅では「北の大地の入場券」も購入しています。
根室駅は横長タイプ。この横長タイプはきっぷをもらってから持ちかえるが大変。ノートPCに挟み込む形でもちかえっています。
表面は車石海岸と、根室本線終点の車止め。そして裏面は主に根室市の駅の地図が描かれています。もちろん日本最東端の駅である東根室も収録。
ただ、この「北の大地の入場券」ですが、2024年10月31日をもって発売を終了しています。現時点では根室駅の通常の入場券以外は存在しないようですが、予想ですが2025年3月の」東根室駅の廃駅に伴って東根室駅の記念入場券か硬券入場券が発売されそうな気がします。(絶好の儲け機会を見逃すとも思えないし。)
初春の道東とかきめしと
根室駅前にはかつてコンビニ「タイエー 清隆店」がありましたが、いつの間にか閉店し根室駅前の食事情はあまりよろしくありません。そんな根室駅の3月はまだまだ気温氷点下から一桁の寒い日々が続きますが、道東らしく雪はほとんどありません。降ったとしてもすぐ風に飛ばされてしまうとか。
そんな根室駅ですが、根室本線のどんづまりの終点なので、隣の駅は東根室のみ。
そんな東根室ですが、先にも少し触れましたが2025年3月のダイヤ改正で廃駅になることが決定しました。
東根室駅亡きあとの日本最東端の駅は根室駅となります。もっとも根室駅だと駅イベントなどと連携しやすくなる、等で歓迎する向きもあるとか。
夏は幻想的な別寒辺牛湿原の中突っ切っていく根室本線ですが、冬は氷に閉ざされた世界となります。もっとも3月ということで雪も少なくなりはじめ、ほんの少しずつですが春の息吹も感じさせられます。この光景も好きな光景の一つです。
別寒辺牛湿原を過ぎると厚岸駅。この厚岸駅でかきめしを購入。あらかじめ予約しておけばホームまで持ってきてもらえます。
乗車2時間前から電話しておけば10~15時台に停車する列車ならほぼ対応できるとのこと。購入したかきめしを開くと、まだ暖かいまぜごはんから香ばしいしょうゆの香りがして、食欲を掻き立てるのには十分でした。
自分は特に駅弁現地主義者ってわけではないのですが、やはり現地で買うと駅弁大会より美味しく感じられるのはやはり「旅」の要素がプラスされてるからなのでしょうか。
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