「くろしお1号」の指定券です。「オーシャンアロー」「スーパーくろしお」「くろしお」と別れていた列車は2012年に「くろしお」に統合されました。その「くろしお1号」はかつて「オーシャンアロー1号」として運転されていた列車で、12年前に乗車しています。
2012年と2024年を比較すると
2012年:
オーシャンアロー1号(新大阪7:35~新宮11:49)
2024年:
くろしお1号(新大阪7:34~新宮11:59)
・・・と12年後の2024年のほうが10分程度遅くなっています。これは、2012年の「オーシャンアロー」は283系振り子式電車で運行され、カーブでも高速で走れたのですが、2024年は「くろしお1号」で287系電車となり、振り子は使用せずスピードダウンとなっています。
振り子機構を備えた283系も現在は振り子機能を停止し、スピードダウンしています。
パンダくろしおな旅
(9/25の記事の続き)
WESTERポイント全線フリーきっぷ(全ポイント)の旅、3日目は新大阪からスタート。新大阪始発の「くろしお1号」です。ちょっと寝坊してしまったため、新大阪駅はダッシュで乗車。乗車前の写真を取り忘れてしまいました。
新大阪、大阪、天王寺でほぼ満席に。なかなか幸先のいいスタートですが和歌山で半分以上下車。これはびっくり。平日の「くろしお」は想像以上に阪和間の速達列車として機能しているようです。
和歌山で車内でゆとりができたので、ゆったり景色を見る余裕もできます。まずは海南近くで海沿いに走りますが、それを過ぎるとしばらくは内陸部。
そこからいよいよ海が見えてくるのは御坊を過ぎてから。岩代付近は海沿いを走ります。
白浜で大半が降り、いよいよ車内が寂しく、そして車外の景色も山中と海沿いというかなり険しい景色となります。
しかし、9月というのに暑い・・・
ビルなどでジャマされてはっきりとは見づらいですが、橋杭岩も見えます。でもやっぱり列車から降りてみたいところ。
写真何点か上げてみたけど、8月上旬の写真だよと言っても通じそうなぐらいの暑さ。ホント2024年は夏が長かったですね。
紀伊勝浦で下車し、ようやく列車のお面とご対面。この前面デザイン考えた人天才だと思うわ。なんかじっと見ると前照灯がパンダの目に見えてきます(笑)
さて、紀伊勝浦の当初の目的は、まぐろ丼リベンジと温泉。「まぐろ丼リベンジ」とは前回まぐろのセルフ販売所で購入したまぐろのすき身、切り落としでお手製まぐろ丼を作ったのですが、あまりうまくいかず、今回リターンマッチです。
しかし自作まぐろ丼のためだけにわざわざ紀伊勝浦にくるアホは私だけしかいないでしょう(笑)
今回は紀伊勝浦駅に最も近い「片原商店」を訪問。店内は無人でショーケースだけが鎮座しています。
ショーケースを覗くとおつくり(柵切り)が2つと、中落ちが一つのみ。昼前にしてもう売り切れ寸前です。もちろん全部購入。全部で800円。やっぱり安い。
とりあえずまぐろは確保したので、あとは帰りの新大阪行きまで温泉に浸かっているか・・・と最初のプランではそう考えてたのですが、35度の灼熱の太陽は正直温泉に入る気が失せます。どちらかというとプールに入りたい気分だよ。。。
とまあ、紀伊勝浦駅に戻ったときはすっかり温泉に入る気が失せてしまいました。
さてどうしよう、と思ったら昨日乗車したHC85系の「南紀」が入線。だったら新宮に行こうか・・・と紀伊勝浦駅のみどりの券売機に向かっていました。
(9/29の記事に続く)
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