「キュンパス」利用の新青森からの帰りは「はやぶさ32号」を選択しました。
朝方は「はやぶさ1号」など早朝の青森方面がほぼ満席状態ではありましたが、帰りはいくぶんばらけていたようで、自分の乗った「はやぶさ32号」は時間帯的にやや早かったせいか、新青森発車時点でも比較的空席多数でした。
しかし、東京から青森を鉄道で日帰り旅行って、上野~青森間8時間半かかってた東北新幹線ができる前は夢物語だったのですが、今やだれでも簡単に日帰り往復できるようになり、時代の移り変わりを感じさせます。
はやぶさ1号の予約時と違って座席に余裕があったため、リクライニングが気兼ねなくできる定番の最後尾席を確保しました。(どうせ寝てるだろうし・・・)
北の温泉とマグロ丼
(3/3の記事の続き)
実は青森での行動予定はノープランのままここまできてしまったのですが、流石にこれはまずいかなと八戸行き車内で思案。
結果、浅虫温泉で下車してぶらぶらすることに。東北新幹線新青森開業直後に訪問して以来、約10数年ぶりの浅虫温泉です。
駅改札を出ると、駅近くの道の駅「ゆ~さ浅虫」の展望温泉が設備故障で休業していて、2/19に再開したそうで、入浴も考えてた自分にとってはちょっとびっくり。ノープランできてしまうとこういうことあるあるなんですが、仮に閉まってたら温泉旅館の日帰り施設に行ってたかな。
基本的に浅虫温泉は駅から徒歩圏内に施設が集まっていて、鉄道利用客には便利な場所です。
ちょうどランチ前だったので、浅虫温泉駅出て右手に約5分ほど歩いたところにある「鶴亀屋食堂」へ。ボリュームのあるマグロ丼の店です。
我ながらベタやな~と思いつつ、TVなどで紹介されることが多くなり、すっかり有名店になっていました。
店内はべたべたと壁や天井一面にマグロのシールがいっぱい。
お目当てのマグロは本日は本マグロはなく、マグロはびんちょうマグロになるとのこと。ちょっと体調も考えてマグロ丼(小)にしたのですが、これが大失敗。
本マグロに比べて安いびんちょうだから量も多いだろう、というという見込みははずれ、それほど多いように見えませんでした。(それでも一般のマグロ丼に比べると多いですが)
これだったら小じゃなくて中を頼んでもよかったかな、と一瞬考えたのですが、価格が小が3300円で中は4400円。決して安くはありません。本マグロならば最初から迷いなく中を選んでたのですが、びんちょうということで一瞬迷いが出てしまったのが敗因でした。
まあはずれの日に来てしまったということで、次に期待しましょう。
とは言え、生臭さがない新鮮なマグロ丼はなかなかおいしいです。とはいっても10分強で食べ終わるとやっぱり物足りなさが。
そこで壁のメニュー表見て気になっていた「マグロカレー」を追加で注文することに。
出てきたカレーはカレー自体は辛みはあまりなく、特徴もありませんが、そこに肉の代わりにごろん、ごろんとまぐろの切り身が出てきます。見た目肉っぽいですが、食べると紛れもなくマグロ。
最初はキワモノ注文のつもりも半分あったのですが、カレーに合うとは予想していませんでした。このカレーのドロドロ具合からしておそらく2~3日ぐらい煮込んでいるはず。今度家でも作ってみよう。
こちらは普通のレストランだと分量的には1.5人前ぐらいと多めではあるものの、770円は割とリーズナブルで頼んで正解だったかな。
食事のあとはゆ~さ浅虫の展望風呂へ。いつも混んでいるイメージがあるのですが、流石に平日の雪の日はさほど多くなく、のんびりできました。
ただ、「鶴亀屋食堂」も「ゆ~さ浅虫」でもどうみてもキュンパス利用と思しき人達が少なくとも10人ぐらいは見かけ、考えることはみんな同じなんだなあ、と展望温泉から海を眺めながら考えていたり。
浅虫温泉から青森経由で新青森駅に戻り、「はやぶさ32号」に。
ゆ~さ浅虫で長湯をしていたこともあってややのぼせてしまい、帰りの新幹線ではリクライニングをフルに倒すと、当初予想どおりそのまま爆睡モードに突入してしまっていました。
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