「津和野->湯田温泉」乗車券・他

津和野ー湯田温泉乗車券

津和野駅で購入した津和野から湯田温泉の乗車券です。
津和野駅はかつてはみどりの窓口もあった駅ですが、2021年に駅舎の改築工事と同時に無人化されました。
2022年に改築工事が完了して元駅舎に観光協会が入居、そこできっぷを販売する簡易委託駅となっています。
マルス端末はないため、指定席券は発券できず、乗車券と自由席特急券のみ。津和野駅を発着するSLやまぐちなどは、手書きの料金補充券での指定席券発行となります。
今回のきっぷはその観光協会で購入したもので、B-POSと呼ばれる端末から発券したものになります。

この観光協会できっぷを買うとおまけがつくキャンペーンが当時行われており、なんだろうと思ったのですが、それがこれ。

トートバッグ

きっぷを購入したらトートバッグがついてきました。

山口線全線開通100周年はともかく、津和野駅D51194引退50周年ってなんだこりゃ。

(一社)津和野町観光協会ホームページ 【ゆ〜うにしんさい】
ようこそ、歴史と城下町の町並み〜山陰の小京都へ

なお、津和野駅で販売していたくぼたの「かしわめし」などの駅弁はSL運行日を中心に、待合室の一角で販売を継続しています。だいたいSL到着あたりに販売開始、売り切れ次第販売終了で、だいたい帰りの津和野発が発車する前あたりで売り切れることが多いようです。
電話でも取り置き可能。駅弁大会には出てこない現地購入しかできない駅弁なので、機会があれば購入をお勧めします。電話番号とかは次リンクより。

津和野駅のうどん店 閉店 コロナ禍、44年の歴史に幕 常連や鉄道ファン惜しむ | 山陰中央新報デジタル
JR山口線の観光列車「SLやまぐち号」の乗客や鉄道ファンに半世紀近く親しまれた津和野駅待合室(島根県津和野町後田)の「くぼたうどん店」が31日を最後に閉店した。新型コロナウイルス禍で売り上げが激減して...

SLとお稲荷さん

8/22の記事からの続き)

駅前にはトートバッグにも描かれたD51194が保存されています。

駅前のD51194

駅前に保存されているD51194 一時期かなりボロボロだった気がしますが、綺麗に磨かれていました。

D51194は山口線で昭和48年にSLのさよなら列車を運転していた機関車で、その縁か払い下げられて保存されています。
もっとも昭和54年にはSL復活の第一号として「SLやまぐち号」が運行開始していますから、山口線にSLがなかった期間はわずか6年間ということになりますね。
昭和48年(1973年)に引退してから今年で50年ということで、「D51194引退50周年」ということでした。

さて、昼食を探しに猛暑の中歩き出しました。
最初めぼしをつけていたうどん屋は到着したときは既に営業終了。ほかにもめぼしい店はなく、源氏巻を昼食替わりにしようか、などと思ってたら、美松食堂が開いていました。

美松食堂

太皷谷稲成神社の参道にある「美松食堂」津和野で一番古い食堂らしい。のれんに「いなりずし」

美松食堂は津和野で有名な食堂。この店を有名にしたのはのれんに掲げられた「いなりずし」。
太皷谷稲成神社の参道にあるからか、いなりずしが売られています。

太皷谷稲成神社は、伏見稲荷など他の稲荷神社と違って「稲荷」ではなく「稲成」と書きます。

ここまで歩くと汗びっしょり。流石にここで熱い食べ物を頼む気にはなれず、ざるそばでクールダウン。そして持ち帰り用としていなり寿しを購入。

いなりずし

美松食堂のいなり寿し。醤油が効いた黒いおいなりさんが特徴。もっとも塩辛くはなく、すし飯にあいます。

1個130円で6個か12個かを選択。写真のとおり真っ黒なおいなりさんが特徴で長時間醤油につけこんだものだとか。
かといって塩辛くはなく、どちらかというと優しい味。すし飯をちょうどいい塩梅でくるんでおり、味のバランスの良さは長年の経験が生きたものか。

昼食後は、町営バスで道の駅なごみの里へ。

津和野温泉なごみの里

道の駅なごみの里。温泉施設「あさぎりの湯」を併設しており、汗を流せます。

炎天下のウォークでかいた汗をこの道の駅併設の「あさぎりの湯」で流しました。
さっぱりして町営バスで津和野駅に戻り、いよいよ「DLやまぐち号」乗車です。

8/26の記事に続く)

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