快速「リゾート鳥海」指定席券

20111017
「リゾートしらかみ」は3往復体制になりましたが、うち一番最初に登場した「青池」編成を引退させ、ハイブリッド気動車に変更されました。
リゾートしらかみから引退した旧「青池」編成は、その後、JR東日本のさまざまな臨時列車に使われるようになります。

20111017_2 この「リゾート鳥海」もそんな列車のうちのひとつで、秋田をはさんで県の北部にあたる男鹿と、県の南部、及び山形県にあたる象潟・酒田を結ぶ列車として、7月と9月の土休日を中心に運転されました。

「青池」の文字は消されてその上に「CRUISING TRAIN」の文字が入っています。

指定席が1号車、自由席が2号車の2両編成。
運転日が多かったからか、指定席そのものは海側が結構簡単に取れました。

男鹿を定刻に出発。快速列車ですが、臨時列車の悲しさか、途中で運転停車を繰り返してのんびりと秋田着。
ここで独特の衣装をまとった「おばこ娘」に扮した車内販売が登場。民謡のメロディを流しながら、2両編成をいったりきたりしていました。

車内販売はなかなかいいアイディアかなと思いますが、全般的にはややパンチ不足な感も。
もともとこの列車は秋田の北部と南部回遊してもらおうという目的があるみたいですが、秋田で乗客がほとんど入れ替わってしまい、実質別列車のような感じになっていました。
あと、この手の列車では地元自治体と協力して、観光PRなどして、もっとわが町を知ってもらおうというのが潮流なのに、そういうのはほとんどなし。特に車内販売も観光案内もない男鹿~秋田間は普通の快速列車とほとんど変わりませんでした。(男鹿行きは、終点の男鹿で太鼓のイベントがあったみたいですが・・・)
自治体と鉄道会社を巻き込んだ観光PRがさかんな今、なんかイマイチピントが合ってないなあ、という感覚を持ちました。

さて、この列車は酒田行きですが、途中の羽後本荘で下車。
この日開催された由利本荘のB級グルメのイベントに参加してみました。
由利本荘の名物ってハムカツなんですね。初めて知りました。まさにB級です。

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