エアポート103号の特急券です。
え、エアポートは快速じゃなかったっけ?と思ったかたはちょっとスルドイ。
でも行き先は旭川・・・ そう、新千歳空港~札幌は快速エアポートですが、札幌~旭川間は特急スーパーホワイトアローとして運転されるのです。
マルスではこのように途中駅で座席がそのままで列車種別が変わる場合、
・先乗列車の列車名を表示した特急券
・札幌~旭川間の特急券+札幌~新千歳空港の指定席券
の2パターンを見たことがあります。金額的には同じですが、後者の例は北海道では見たことがなく、本州で発券されたものばかりでしたので、おそらく前者の取り扱いが正しいのでは、と思います。
さて、実はこの列車、乗っていません・・・
本当は旭川でラーメン&飲み会に出て、当日1時発の特急利尻で稚内に向かう予定だったのですが、飛行機の千歳到着が遅れ、乗れなかったのです。
もっとも特急券については、乗り遅れた場合、後続の特急に乗れるルールがありますので、札幌か特急利尻に乗って直接稚内に向かうことにしました。
ここでカンの鋭い方は気がついたかもしれませんが、旭川からの乗車は、「旭川~稚内」Sきっぷ に 特急「利尻」寝台料金券を使う予定でした。
ところが乗り遅れ特急券で札幌から特急利尻に乗った場合どうなるのでしょうか?
答えは、寝台利用券が札幌から使えることになりました。
寝台利用券はあくまでも特急券にプラスアルファとして追加になるので、乗り遅れとはいえ有効な特急券をもっていた場合には、寝台利用券も札幌から使える、ということになるそうです。
規則的にはこのあたりどういう扱いなのかは自信がありませんが、まあこの取り扱い自体はきわめて常識的な判断だな、と思いました。
コメント
寝台利用券の使い方はNGです。
寝台利用券等の各種差額券は乗車変更の一種なのでそれぞれの特急券に対し利用券が必要です。
さらに乗り遅れ特急券は乗車変更はできないので差額券発売の対象外です。
ただ、こういったケースは稀で乗務員も咄嗟の判断に困り特急利尻B寝台のマルスでの座確区間(券面表示区間とは違います)が札幌→稚内なので他のお客様が乗車する事もない点も考慮し、いわゆる「事情気の毒と判断し旅客優位な取扱い」を行ったものと推測されます。