ヨコハマ・みなとみらいパスです。
JR東日本の横浜から新杉田間、およびみなとみらい線が1日乗り放題です。もともとは往復きっぷ+着地フリータイプの「横浜フリーきっぷ」が2006年に「赤いくつバス」が利用可能になった「横浜フリーきっぷ(+あかいくつバス)」に置き換わり、さらに2009年にこのフリーエリアのみの「ヨコハマ・みなとみらいパス」に置き換わっています。
基本的に横浜駅の往復運賃相当で、フリー区間があってその分お得だった「横浜フリーきっぷ」に比べ、この「ヨコハマ・みなとみらいパス」は、着地のみフリーで、横浜への運賃は別途必要なため、体のいい便乗値上げだと改定時にパッシングされていた気がします。
なお、フリー区間にみなとみらい線が含まれていますが、現時点ではみなとみらい線の各駅での購入はできないようです。
また、Suicaに載せることができるようになったのは改善ですが、一方でこの紙のきっぷはみどりの窓口での販売が終了し、指定席券売機や自動券売機での発売のみとなっています。
なお、東急東横線経由で横浜入りした場合、「東急線みなとみらいパス」を利用したほうが便利ではないでしょうか。こちらはみなとみらい線のみですが乗り放題です。
一方、京急沿線からは横浜1DAYきっぷがあります。こちらはみなとみらい線のほか、横浜市営地下鉄や横浜市営バスなど、多数の交通機関が利用できますが、値段も若干高めな設定です。
目的に応じて使い分けましょう。
広い元町・中華街駅
さて、このきっぷでみなとみらい線に乗車します。当たり前ですが東急・みなとみらい線の横浜駅改札では普通にこのきっぷは自動改札を通すことができます。
やってきたのは横浜・中華街行き。というか横浜から発車する西行きの電車は全部横浜・中華街行きです。なのであとは停車駅だけなのですが、やってきたのは特急元町・中華街行き。途中の停車駅はみなとみらいのみで、あとは全部通過します。
車両は9000系。実は乗車したときは知らなかったのですが、9000系はこの年の3月の副都心線直通に伴い東横線、みなとみらい線での運行を取りやめており、図らずもお別れ乗車みたいな恰好になっていました。
9000系というと、車端部のクロスシートが特徴で、渋谷から横浜までこれでクロスシートに座るとちょっとした旅行気分になったものです。
現在は大井町線で活躍してますが、大井町線の新車導入がアナウンスされており、おそらく9000系はその時点で廃車になるんじゃないかな、と思ってます。
今度は各駅停車で横浜駅を1往復し、改めて横浜・中華街駅に降りました。
みなとみらい線は全線が地下なので景色が望めないのは残念ですが、終点の元町・中華街駅の一部分はこのようにドーム状になっており、天井や壁面には横浜の風景が描かれています。
この光景なんか見覚えあるな・・・と思ってたら、御堂筋線の駅がこのパターンでした。戦前の地下駅と最新の地下駅でイメージがだぶるのが面白い。
さて、元町・中華街の中華街口地上に出ると、そこは中華街の入り口の真ん前でした。
相変わらず人がいっぱい。ただ、本格的な中華って多人数でより分けて食べるタイプで、一人だと割と敷居が高かったりするんですよね。
台湾でよく見る自助餐タイプの店が見つけられず(単に調査不足の可能性が高いですが・・・)、散策だけの中華街めぐりとなってしまいました。
というか外からではどういうタイプの店なのかわからないんですよね。。。
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