ICカード「ICOCA」は京阪神地区で開始されました。
一方、特急は相変わらず特急券が必要なので、特急に乗るときは券売機や窓口に行く必要がありました。
その対策としてJR東日本とJR西日本では違ったアプローチをとっています。JR東日本はSuica自体に特急券を載せることになりました。
一方、JR西日本はスマホの画面表示をもって特急券にすることにしました。そこで登場したのがチケットレス特急券です。
JR西日本はチケットレスといいながらもスマホを持たない人向けにきっぷの引き換えも行えるようにしたのが特徴で、このあたりはEX予約(エクスプレス予約)に近い考え方です。
当初は上記の文殊のように企画券と指のみ券というスタイルでしたが、ほどなく今回のようなチケットレス特急券として1枚で発券されるようになっています。
さて、この海南~和歌山は、チケットレス特急券が和歌山から海南まで利用可能になったときのもので、新規設定価格として海南~和歌山間の指定的特急料金は300円と設定されました。これはJR化以降、指定席利用の特急券としては最安になるのではないかと思います。
(その後、JR西日本は発売額300円の指定席の特急券をいくつか出していますが、いずれもチケットレスです。)
もっとも距離にして10分程度、30分に1本程度普通列車がある区間でどこまで利用されるかは微妙で、どちらかというと海南~天王寺といった使われ方のほうがメインなのではないでしょうか。
このチケットレスの海南延長を皮切りに、JR西日本は猛烈な勢いでチケットレス化を進め、現在はJR西日本、JR四国のほぼすべての在来線特急でチケットレス特急券が利用できるようになっています。
海南駅はマリーナシティへの最寄り駅になります。ここからバスで15分のところになります。
バスの本数的には和歌山からのほうが1時間に2~3本と多いのですが、市街地をぐるぐるまわるため35分~45分程度かかります。一方、海南からだと15分です。
当時、私はマリーナシティ内の「黒潮市場」のマグロにはまっていたこともあって、定期的に通っていました。
気分次第で、バイキングレストラン「ゴンドワナ」(現在休業中)でひたすらマグロを食べ続けてたり、すし屋だったりどんぶり屋でマグロ料理を食べたりしていました。なんかひたすらマグロだけのためにマリーナシティに行くという酔狂なことやってましたね。。。
当時は和歌山からマリーナシティ行きのバスに乗って終点下車。帰りは海南行きのバスに乗ってこのくろしお20号で和歌山に戻っていました。
久しく行っていませんが、コロナが落ち着いたらまた行ってみようかな、と思います。
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