2回目の「小さな旅ホリデーパス」です。
あまり同じきっぷを2度も紹介することはないのですが、今回はまあ番外編です。
仙石線が松島海岸・高城町まで復旧することになり、仙台へおいでよとの知り合いの奨めもあって、復旧初日の松島海岸に足を踏み入れました。
仙石線は東塩釜あたりまでは結構立ち直っていましたが、塩釜港は津波の直撃を受けていました。
また松島海岸駅手前の海岸沿い部分は、津波による痕跡が生生しく出ていまいた。
松島海岸駅に到着。普段は観光客でにぎわう松島ですが、この日はさすがに閑散としていました。
津波は松島にも押し寄せ、松島でお気に入りのカキ料理店は津波の直撃を受けて休業していました。
また道路はかなり復旧していますが、歩道はところどころ崩れており、たまに足をとられてしまいました。
営業していた他の店に入ると、ちょうど復興ボランティアが食事中。松島近辺は復旧もほとんど終わりで、このあとは石巻方面に向かうそうです。
食事、散策後は石巻線代行バスで石巻へ。
しかし、そこで見た光景は今までの津波の被害がかわいく見えるほど凄惨なものでした。
写真は野蒜駅ですが、完全に線路ごと流されていました。
野蒜駅舎は残っていましたが、まわりの家は軒並み流されたり、直撃を食らって瓦礫になってたり、と凄まじい光景です。
1時間程度で代行バスは石巻に到着。
石巻市内を散策しました。泥まみれになっていた駅前の商店街はほとんどシャッターが下りているか、シャッターごと津波でつぶされてたりしていました。
とはいっても開いている店も何店かあり、その中でのラーメン屋に入ってみました。
ラーメン屋の店主は、さすがにほとんど客は来ないけども石巻に残りたいからここでなんとか店やってる、と言ってました。
震災から2ヶ月たちましたが、もとどおりにはまだまだ時間がかかりそうです。
コメント
7月16日からフリーエリアが平泉まで拡大していますね。
23日に、TBCのイベントで某アイドルグループのライブを見るために石巻まで行きましたが、仙石線は重症です。
代行バスから見た不通区間は架線柱が倒れたり、路盤が流されたりしていて、復旧するのは容易ではなさそう・・・。
石巻の郊外にはすごい量の廃棄物が山積みになっていますが、これの処分も難しい問題です。
さりげなく100円値上げしてますね。
石巻は・・・町の活気は戻るのでしょうか。