今は亡き寝台急行「銀河」の急行券・B寝台券です。
東京から帰るとき、学生のときは大垣夜行が多かったのですが、さすがに社会人になると「銀河」を使うケースが増えました。
京都タワー浴場で一風呂浴びて会社に直行できるのと、東京で比較的遅くまで飲める、そして、朝の早起きに自信が持てないという理由で、よく使っていました。
バスでもいいんですが、新幹線→飲み会→銀河という乗変が手軽にできるのと、横になれない、着替えられないバスではさすがに翌日に疲れを持ち込むので、休みのとき以外は避けてたと思います。
さて、この銀河も浦和でえいとサマと飲んだとき、新幹線に乗れないことがわかったので銀河に大宮駅で乗変をかけたものです。
もう6年前ですが、そのときの駅員のやりとりは今でもよく覚えてます。
「銀河?のぞみより高いけど本当にいいの?」
「はい、かまいませんが、何か問題でも?」
「本当?いや、言われたらやるけど・・・」
「?」
「いや、あんな列車に乗る人なんているんだな、って」
「よけいなお世話だ!(怒)」
ちなみに6年前の実話です。
6年前に既に銀河ってそういう扱いなんですね。
しかし発券時に駅員にこんなセリフ言われたのは、知り合いの駅員以外このとき限りです。(笑)
コメント
季刊の旅と鉄道誌(鉄道ジャーナル社)で急行銀河の乗車ルポ記事「特集」を読んでいると、年輩者や常連の利用者以外で「高崎程度の距離帯に住むサラリーマンの大阪出張(得意先に9時着)」が多いようです。
朝イチの新幹線は間に合わない、大阪に前泊するも数日滞在なら一旦家に戻って~といった理由で支持されていたとか。
当時割高な(且つ出張で支給される新幹線ビジネス切符が使えない)のぞみ号よりも値段が高く且つ車両設備も老朽化した銀河に乗るのは私用扱い(旅費は自腹)出張「学会発表の聴講など」でも選択肢にはありませんでした。
90年代初頭、転がり込んでいた友人宅にさらに彼の知り合いが押し寄せ、仕方なく下京するときに使ったときは、残数1でした。
まだ製造後10年強でしたからそう老朽化してはいなかったです。
固定客はあっても、いかんせん料金が高すぎたですね。ゴロンとシートや座席車があれば、上京の足になっていたでしょうが。
値段は自分はあんまり気にしてなかったような。
むしろカーペットで安くなって人気が仮に出たからって、
直前に予約が取れない列車になるとかえって私は困ります(笑)
銀河亡きあとは品川駅近くのホテルで一泊して、翌朝無理やり5時起きして朝1の新幹線で行くことになりましたが、
やっぱり朝がしんどいのと、一度新幹線車中で爆睡して京都で降り損ねそうになったことがあります。(閉まるドアをかばんでブロックして無理やり降りた。)