「下関~博多」往復乗車券(別線往復)

下関~博多間の往復乗車券です。
行きは在来線、帰りは新幹線というもので、「別線往復乗車券」と呼ばれています。
在来線はJR九州、新幹線はJR西日本なので運賃が異なるため、単純に片道運賃の2倍にするわけにもいかず、それぞれの運賃の合算になってしまいます。

このため、券面表記も通常の往復乗車券とは異なり、行きのきっぷにも運賃が記入され、しかも復無割1,320円とあります。
帰りのきっぷには往無割1,430円とあります。
復無割とは、帰りの運賃を指します。逆に往無割は行きの運賃です。
通常ならば片道あたりの金額は往復運賃の半額ですが、今回はこういうわけにもいかないので、いちいち金額を記入することになります。

さて、マルス上でこのように往復で新幹線と在来線を分けて往復乗車券を出すことができるのは、新下関~博多がからんでいるのみで、それ以外は行き在来線、帰り新幹線といった往復乗車券を出すことはできません。
しかし、運賃はどっち経由でも同じなので、実用上はあまり問題にならないかと思います。
(大都市近郊区間のルールで効力や有効期間が変わることはありますが・・・)

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