特急「リレーつばめ68号」グリーン料金券

20061007 

九州新幹線つばめ68号を新八代で受けて乗車した「リレーつばめ68号」のグリーン料金券です。
全九州フリーきっぷでは、グリーン車乗車の場合は差額を支払って「グリーン料金券」を購入すればグリーン車に乗車できますが、
つばめ→リレーつばめと乗車する場合は、リレーつばめのグリーン料金券を購入すると、乗継の「つばめ」の指定を無料で受けることが可能です。
このため、昨日のつばめ68号では、指ノミの「指定券」になっています。

さて、リレーつばめは787系電車が使われます。
この電車のグリーン車は、全国でも屈指の高水準なサービスを提供されるのです・・・が、

リレーつばめ68号は客室乗務員が乗っていない!!

グリーン車サービスはおろか、車内販売すらやっていません。
で、車内販売がある前提の787系電車ですので、グリーン車の案内に自動販売機の案内がありません。知らない人がみたら、「エサなしつばめ」と思い込んでしまうところです。(実際は自販機は2号車にあります。)
しかも新八代での乗換え時間はわすか3分。ホームで飲み物を買うゆとりすらありません。

ハードはソフトがなければただの箱というのはよく言ったもので、ソフトがないゆえにえらく損した気分になってしまいました。
ちなみにグリーン車の客は新八代から博多までずっと私一人。混んでるイメージの強い「リレーつばめ」のグリーン車ですが、川内から博多までここまで見事に貸切になってしまうとは全くの予想外です。みんな損することがわかっているのでしょうか・・・?

九州新幹線前の博多~西鹿児島間の「つばめ」では、確か最終のつばめが車内販売がなかった記憶がありますが、
新幹線開通後は「エサなしつばめ」を増殖させているようで、このあたり最近のJR九州の合理化を感じずにはいられません。
せめて客室乗務員がいないときの案内をつけて欲しいものです。

客室乗務員がいるときはかなりハイグレードな「リレーつばめ」のグリーン車も、いないときは、ハードにソフトが追いついていない状態となり、
かえって普通のグリーン車より心象が悪くなってしまいました。(もともと期待値が高いから、というのもありますが・・・)

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