昨日に引き続いて「盛岡・陸中海岸ゾーン」の周遊きっぷです。
ゾーン券本体です。6,180円と比較的高額ですが、新花巻~八戸間の東北本線以東の区間がすっぽりゾーンに入っています。
このほか、JRバス線、また三陸鉄道の北リアス線も含まれており、かなりの充実度を誇ります。
当時は新幹線は盛岡までしか来ていませんでしたから、新幹線のフリー区間は新花巻~盛岡間のみですが、それでも時短効果は抜群なので、このように何度も使いました。
当時のメモを取り出すとかなり乗りまくってます。
1日目:
八戸(特急はつかり)盛岡(やまびこ)新花巻(釜石線普通)遠野(急行陸中)盛岡
2日目:
盛岡(ぐるっと三陸トレイン)上有住(釜石線普通)新花巻(やまびこ)盛岡
3日目:
盛岡(JRバス)久慈(JRバス)金田一温泉・・・(徒歩)・・・金田一温泉(はつかり)八戸(八戸線普通)久慈(三陸鉄道)宮古
4日目:
宮古(山田線普通)茂市(岩泉線普通)岩泉(JRバス)盛岡(やまびこ)新花巻~帰宅
もともとこの地域は手薄だったので、ここぞとばかりに乗りまくりました。
JRバスが使えるというのはかなり大きく、金田一温泉外湯探索もJRバスでしたし、岩泉線~龍泉洞~JRバスで盛岡という「鉄道+バス」コンボも周遊きっぷならではな使い方です。
その岩泉線ですが、朝早くにもかかわらず、やはり同好の士と思しき人がチラホラ。
旧式気動車1両ながらワンマン化されておらず、なんだか昔に戻った感じ。
終点の岩泉駅はかなり立派な駅なんですが、中身はほぼ空洞といっても差し支えなく、あまりの立派さと人の少なさに閉口してしまいました。
龍泉洞へはここからバスで5分ほど。帰りは盛岡直通のJRバスでひとっとびです。
鍾乳洞好きではありますが、今回の旅では龍泉洞よりも、上有住の滝観洞のほうが印象的でした。
入るときにはヘルメットかぶらないと危険極まりないですが、
えっちらおっちら狭い洞窟の中を頭をぶつけながら進んでいくと、かなり大きな滝があり、かなり感動します。
探検家気分を手軽に楽しめる滝観洞は、今まで行った鍾乳洞のなかで個人的おすすめベスト5に入りそうです。
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