今は亡きマウントレイク大沼号の指定席券です。
運行経路は函館~(藤城線)~大沼~大沼公園~森~渡島砂原~大沼~大沼公園~大沼~仁山~函館というルートをたどってきて、函館駅に戻ってきていました。わからないかたは時刻表の地図をどうぞ。
この列車ですが、もとに戻ってくるためか、指定席券が「函館1」→「函館2」というやや特殊な書き方になっているのが特徴です。
車両は「旧トマム・サホロエクスプレス」を使用。緑色の専用塗装で活躍していました。
函館を出発すると、大沼公園へ。そこからは駒ヶ岳を進行方向右側に眺めながら進みます。
森駅で引き返しますが、今度は駒ヶ岳は進行方向右側(方向が逆なので、実質行きとは反対側)に見えるようになります。ということは列車名の由来は「駒ケ岳と大沼公園」にあるのでしょうか。
森駅では「いかめし」の立ち売りがありました。
駅弁大会では常連となった「いかめし」ですが、こういうイベント列車がある場合は地元の森駅でも立ち売りが見られます。
もっとも「いかめし」ってあんまり車内では食べたくないんですよね。というのもニオイが強烈すぎて、周りの人に迷惑になるんじゃないか、と思うのです。
・・・と思ったのですが、森駅を過ぎて、方向転換したあたりから後ろの席からあの独特のにおいがつ~ん、と。
食べてる分にはいいですが、やっぱり周りは大変ですな。
さて楽しい運行経路である「マウントレイク大沼」ですが、トマム・サホロエクスプレスの廃車とともに運転を取りやめてしまいました。
今回の指定席券は運転最終シーズン期のもので、乗車当初は廃止なんて全く考えてなかったのですが、帰宅してから廃止の話を聞き、しまった、ちゃんと写真を撮るんだった、と悔しく思ったものです。
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