南海「サザン30号」座席指定券(サザンプレミアム)

サザン30号座席指定券

和歌山市から難波までの南海の特急「サザン30号」の座席指定券です。新型車両(といってももう登場してから14年経つのですが)サザンプレミアムでの運行となっています。ただし、券面上では車種の記載はなく、サザンプレミアムかどうかはわかりません。券面のスタイルは小田急の特急券に近いものがあるので、車種を載せてもいいのでは?と思うのですが。

特急「スーパーはこね13号」特急券(展望席)
新宿から箱根湯本へは特急ロマンスカー「はこね」が運行されていますが、そのうち、新宿~小田原ノンストップの列車を「スーパーはこね」として運行されています。最近「スーパーはこね」の運行は減少傾向にあります...

もっとも、土休日は基本的に運用は固定されているので、どの列車が使用列車なのかは区別がつきます。
行きの「サザン11号」は有人窓口ですが、こちらの「サザン30号」は自動券売機での購入です。自動券売機でもシートマップによる座席指定は可能なので、利便性に大きな差はありません。
ただ、券面を比べると微妙に違います。

サザン11号座席指定券

サザン30号座席指定券

和歌山市行きが有人窓口での発券、一方難波行きは券売機での発券です。
レイアウトは同じなのですが、各文字のフォントが違うほか、強調部分も少し違います。どっちが見やすいのかは甲乙つけがたい部分もあるのですが、やはり重要な日時と席番が見やすい有人窓口のほうが見やすく感じます。

JRの特急券は指定席券売機とみどりの窓口でそれほど差はないのですが、民鉄各社はあまりフォーマットの統一にはこだわらないようです。

和歌山でもトップクラスのラーメン

山為食堂

山為食堂。もはや知名度は全国区となり、全国から観光客が押し寄せる名店ですが、この日は仕事納めもあり、なじみの地元客もかなりいました。

南海和歌山市から徒歩6分ほど、和歌山市駅正面から伸びる通りを突き当りまで歩き、そこから少し右手に歩いて最初の通りを左に折れると、目指す「山為食堂」は見えてきます。和歌山ラーメンを代表する店の一つといっても差し支えなく、昼間は観光客で行列の絶えない店としてにぎわっています。

さすがにお昼前の11時半ごろは行列ができており、30分ほど並んで入店。
チャーシューメンを注文。(1300円)

チャーシュー麺

山為食堂のチャーシュー麺。豚骨醤油のいわゆる「和歌山ラーメン」ですが、太麺を使い、どろどろにしたスープは他の和歌山ラーメンでは見ない独特なもの。

ここのラーメンは豚骨醤油系という和歌山ラーメンの基本は押さえながらも他では見られないスタイルです。和歌山ラーメンを全国に有名にした井出商店よりもさらに濃厚でドロっとしています。そしてこれまたあまり和歌山ではみられない中太麺に絡みつき、カルボナーラのよう。
店はうどんがメインなためかカマボコが乘っていますが、これがちょうど箸休めにちょうどいい感じ。このためかごはんを一緒に注文する人が非常に多く、ラーメンライスにしている人多数。

そしてチャーシューはかなり厚切りになっており、写真では見えないもののチャーシューが2段になっています。

どろどろの豚骨醤油という他では見られない特徴を持つからか、全国からラーメンファンが集まっています。
スープを飲み干すと豚骨のガラが底にびっしり残り、濃厚さをより感じさせます。

この日が年末の最終営業だったようで、観光客のほか地元の人も多く、店員を顔なじみな人も結構いました。

満足して和歌山市駅に戻ります。

和歌山市駅

和歌山市駅。以前はやや暗めのイメージでしたが、かなりリニューアルされ、雰囲気が一新されました。

和歌山市駅は確か10年ほど前に訪問したときは橋上駅で改札が2階にあり、正面から階段で降りていた気がしますが、変わっていました。
以前はかなり暗いイメージがあって老朽化が進んでいましたが、現在は改札が1階になり、そのまま「サザン」の待つ1番乗り場に行くことが可能です。
また向かって右側に蔦屋書店が運営する和歌山市民図書館ができていました。
利用客数はJR和歌山駅に押され気味ですが、なんとか駅の活性化を模索しているようです。

JR和歌山市駅

改札が分離されたJR和歌山市駅改札。JRと南海の改札が向かい合うように設置され、乗り換え客は2回自動改札を通り抜ける必要があります。

10年前を大きく変わっているのはJR西日本の和歌山市駅の改札が独立していること。以前は南海和歌山市駅に乗り入れる形でJR紀勢本線が入っていましたが、現在はJRと南海の改札は別々となっています。
以前は和歌山市駅を乗継駅としたJRと南海電鉄の連絡乗車券が発売されていましたが、2024年に廃止されています。

「和歌山→330円(和歌山港)」連絡乗車券
和歌山駅で購入した和歌山港への乗車券です。和歌山から和歌山市まではJR線、和歌山市から和歌山港までは南海電鉄で、きっぷとしては連絡乗車券となっています。和歌山市では南海の駅にJR線が間借りしている形で...
サザンプレミアム

サザンプレミアム。南海のHPでも「新型車両」の表記ですが、登場は2011年のため既に14年経過しています・・・

なんばからの「サザン」が到着。12000系電車の「サザンプレミアム」による運行です。
2011年登場ですので既に登場してから14年が経過していますが、現在も「サザン」の中では一番新しい車両となっています。

車内

車内は当時のJR特急の普通車と同レベルとなっていますが、荷棚下の照明は健在。また特有の設備としてプラズマクラスターを装備し、車内の空気を清浄にします。

内装は2010年代のJR特急の普通車と同レベルにまとめられています。座席背面のテーブルは標準装備となり、コンセントも設置されました。また、ヘッドレストが大きめとなり、リクライニング時のプライバシー性向上も図られています。
また荷棚下の照明も残され、さらにマイナスイオン発生装置となるプラズマクラスターを民鉄では初めて搭載されています。

ただ、前回記事の10000系のような重厚な座席ではなくなり固めかつ薄めの座席に、そして、座席全般を覆っていたモケットはなくなり、どちらかというと豪華さよりもビジネスライクな感じに仕上がっています。

もっともこれは南海に限らず、全国の鉄道車両全般に言えることで、平成バブル期の重厚な座席とたくさんの付帯設備から、コンセントなど、現在の「必要な」装備のみとして軽量化、簡素化した座席になっています。特に全般的に座席が硬めになっているのが最近の車両の特徴です。

プラズマクラスターなど独自志向もありますが、全般的に他社の特急型車両に似たり寄ったりになってしまっているのかな、と感じます。

荷物置き場?

サービスカウンターは最初から設置がなく、大型荷物置き場となっています。

先代車両(10000系)では車内販売カウンターなどもありましたが、当然ながら2010年以降の車両である12000系ではなくなっており、代わりに大型荷物置き場?ができていました。

自由席車

自由席車は8000系が使用。もっともJR東日本のE231系がベースなので、関東の鉄道に慣れていると、なんか見たような車内だと思うかも。

サザンプレミアムの場合の自由席車は通勤型の8000系8300系が使用されます。
8000系は製造が東急車輛製造ということで、JR東日本E231系と特に内装が似ており、ロングシートの座席の構造や出入口そばの仕切りなどがE231系とほぼ同じ。このため、独自性の強い関西の私鉄においては、逆に目立つ存在です。

ただ、正直あの硬い座席で1時間って結構厳しい気もするんですが。

紀の川を渡る。

和歌山市を出るとほどなく紀の川を渡ります。ここからほどなく県境越えのトンネルへと続きます。

和歌山市駅を定刻に発車。さっそく紀の川を渡ります。和歌山県でも有数の大河で、大阪方面から和歌山方面に行くと必ずわたることになりますね。

紀の川を越えるとほどなく県境となりトンネル区間に。
さすがに指定席車の特急型車両は乗り心地はすばらしいです。

1時間うつらうつらとしているうちになんばに到着。

なんば到着。

なんば到着。側面には「SOUTHERN premium」のロゴが。

終点なんばに到着。指定席車両は清掃員が入って車内清掃のあと、座席が自動回転して和歌山市行きに変身。
側面には「SOUTHERN premium」の文字が輝いていました。

泉北高速ラッピング車

隣のホームでは泉北高速のラッピング車が客待ち中。「せんぼくん」「鉄道むすめ」のラッピングでかなり派手。

反対側のホームでは泉北高速鉄道5000系の「せんぼくん」「鉄道むすめ」ラッピング車が停車中。ラッピングはフルラッピングとかなり派手で、内装も変更しています。
こういうフルラッピングは地方自治体の景観条例とかに抵触するとかで、こじんまりとしたものもあればこのようにド派手なものもあります。南海沿線は特にそういう縛りはないようで、派手目なラッピングをよく見かけますね。

泉北高速鉄道は2025年4月に南海電鉄に吸収合併され、泉北高速鉄道線は南海泉北線となりました。このため、泉北高速鉄道の車両の南海カラーへの変更が順次行われていますが、まだ全車には及んでいないようです。
またこの泉北高速のラッピング車両はいつまで走ることになるのでしょうか。

このあとは、高島屋に向かい「南海ホークス展」の見物に向かいました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました