新幹線「あさま605号」「とき61号」特急券・グリーン券(株主優待)

席なし特急券・グリーン券
あさま605号

あさま605号はグリーン車。E7系のグリーン車は未経験なのでこの機会に体験乗車です。

とき61号

とき61号は指定席。なお、2桁番号の「とき」は全車指定席です。

上越新幹線「あさま605号」「とき61号」の特急券・グリーン券です。株主優待がかかっているので4割引になっています。
当初乗る予定だった「とき311号」が満席。で、「えきねっと」の検索で次に出てきたのがこの乗継。「とき61号」を大宮から乗せたらいいじゃんと思うのですが、どうやら「えきねっと」のアルゴリズムは「乗り換えなし」を指定しない限り、乗り換え回数よりも所要時間の短いほうを優先して出してくるようです。まあスピード優先の新幹線ならそれもありかな。

そういえばE7系のグリーン車はまだ未体験なので、これ幸いと大宮~高崎間はグリーン車にしてみました。大宮~高崎なら100km以内なので770円追加で指定席からグリーン車にグレードアップできます。(株主優待なので、460円追加)

グリーン車と指定席の乗継の場合、特急料金は大宮~新潟で通算されそこから530円引きとなります。(株主優待なので320円引き)

一部区間のみグリーン車の場合、グリーン車乗車区間が明記され、指定券、グリーン券がそれぞれ発行されます。

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さて、この時間帯の上越新幹線はなかなか面白い構成です。

抜きつ抜かれつ

大宮駅の掲示板

大宮駅の案内表示、ときがいっぱい(笑)
しかもこの4列車が抜きつ抜かれつの複雑なダイヤを構成しています。

9時台の上越新幹線は、臨時の「とき61号」も含めると、30分間に3本も「とき」が大宮駅を発車していくという異例の構成。
通常、上越新幹線はあまり退避や追い越しはなく、乗った列車が最速になることが多いのですが、この4本はかなり複雑です。特に最後の「とき311号」が大宮から新潟までノンストップなので、「とき309号」「とき61号」「あさま605号」をまとめて抜いていきます。さすが最速列車。

じゃあ残りはというと、

とき309号
上毛高原で「とき311号」を退避
とき61号
熊谷で「あさま605号」「とき311号」を退避
あさま605号
熊谷で「とき61号」を追い越し
高崎で「とき311号」を退避

「あさま605号」は上越・北陸新幹線では珍しい追い越しと退避を同時に行う列車です。「あさま605号」は高崎からは長野方面に抜けるので、高崎駅では先発させてもよかったのではないかと思いますが、それよりも「とき311号」のノンストップの優先度が高かったということなのでしょう。
また、「とき61号」は上越新幹線では熊谷でこれまた珍しいダブル退避となっています。

このため「とき61号」は熊谷で9:36着9:46発と、上越新幹線では異例の10分停車となっています。

それにしてもダイヤ作成者の苦労がしのばれます。。。

落ち着いた雰囲気のグリーン車

とき309号

まず「とき309号」が発車。新潟まで各駅停車で、大宮~新潟ノンストップの「とき311号」とかなり違います。

大宮駅に着くとまず「とき309号」が発車。こちらは新潟まで各駅停車の「とき」で、同じ「とき」でも大宮~新潟ノンストップの「とき311号」とかなり印象は違います。指定席はそれなりに乗っていますが、自由席はあまり乗っていません。今年2月に「キュンパス」で「とき309号」に乗ったときよりも少ないですが、「キュンパス」客がいない分少ないのかな?

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とき61号

続いて「とき61号」が到着。「とき309号」の7分後に発車し、本庄早稲田と上毛高原は通過しますが、熊谷の10分停車が響き、新潟へは「とき309号」の5分後に到着します。

「とき309号」が発車すると、しばらくして「とき61号」が到着。2桁台の「とき」は臨時列車で、かつ全車指定席が特徴。1号車も指定席です。こちらはどの号車も半分ぐらいの乗り。

あさま605号

こちらが乗車した「あさま605号」高崎までノンストップです。
グリーン車は11号車に。

「とき61号」が発車するとほどなく「あさま605号」が入線します。今まで1号車あたりをうろうろしてたのですが、E7系のグリーン車は11号車。大急ぎで11号車に向かいます。

E7系グリーン車

E7系のグリーン車。カラーリングやドリンクホルダーあたりにJR西日本の香りが。一方、レッグレストや可動式枕はJR東日本っぽい。

初めて乗車するE7系のグリーン車です。
座席のトーンや室内照明、そして肘置きに設置されたドリンクホルダーがJR西日本っぽい。特に肘置きのドリンクホルダーはJR西日本の専売特許かと思うぐらい他社では見ないので、ここで見ると軽い違和感が(笑)

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しかし、可動枕やレッグレストはJR東日本らしさの部分でしょうか。可動枕はJR他社でも広まってきましたが、レッグレストはJR他社では九州新幹線直通のN700系ぐらいしか見ることはなく、JR東日本の特徴と言ってもいいのではないかと思います。

またリクライニングは電動式を採用。ウィーンと音を立てて倒れる様はなかなか豪華ですが、正直電動は安全上の理由からあまりリクライニング速度を上げられず、スローになってしまうのが難点。まだN700S系のほうがキビキビしています。リクライニングを倒すと腰部が沈み込むゆりかご機構はなかなか快適。
ただ、致命的な欠点としてはリクライニングしても肘置きが固定かつ平坦なので、腰部が沈むと肘が上がってしまうところ。N700Sは肘置きの形状を工夫して回避していますが、このE7系ではリクライニングすると露骨に肘が上がってしまい、かなり苦しくなりました。
他はグリーン車にふさわしいつくりなだけに、肘置きの形状だけはなんとかならんのか、と思うのですが。。。

あさま605号は熊谷で先行する「とき61号」を追い越します。そして、高崎で下車。

中線を通過する「とき311号」

「あさま605号」が高崎に到着すると、しばらくして「とき311号」が豪快に高崎駅を通過してゆきました。

しばらくすると、満席で取れなかった「とき311号」が高崎駅の中線を豪快に通過。ほどなく「あさま605号」も発車です。
そして先ほど見送った「とき61号」を再度出迎えることに。

とき61号2度目。

高崎駅に入線した「とき61号」シャッタースピードの調整を間違えて行き先表示が切れています。

高崎駅から乗った「とき61号」は4割ほどの乗車率。比較的空いてるといってもいいでしょう。
高崎駅を出て、上毛高原に停車。そして越後湯沢に到着するとたっぷりの雪がお出迎え。もう4月も10日を過ぎましたが今年は雪が多かったようで、まだまだ春は先なのかな。

浦佐付近

浦佐付近も真っ白。4月でも雪景色が当たり前のように見えるのはやっぱり雪が多いせいなのか。

浦佐付近でも雪はかなり残っており、今年はかなり雪が多かった模様。特に2月に入ってからの積雪が効いているみたいです。
もっとも長岡に着くころにはほとんど雪はなくなっていました。

さて、列車は新潟に向けてラストスパート。終点の新潟に到着すると、車内放送ではお約束の「忘れ物防止」放送が流れるのですが、

「傘、スマートフォン、財布、コンサートグッズなど、お忘れ物がないか今一度お確かめくださいませ。」

コンサートグッズって・・・

4/19の記事に続く)

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