肥後大津から高森のJR九州と南阿蘇鉄道の連絡乗車券です。南阿蘇鉄道は旧国鉄高森線を転換した第三セクターで、立野から高森を結んでいます。熊本地震では大きな被害を受け長期運休の憂き目に合いましたが復旧しています。
その熊本地震からの復旧の際、南阿蘇鉄道から立野を越えてJR九州の肥後大津まで直通列車が設定されました。朝方2往復でいずれも南阿蘇鉄道の車両を使用します。
きっぷも連絡乗車券が発売され、JR九州側ではこのようにPOS端末による連絡乗車券、南阿蘇鉄道側は、高森駅の自動券売機で連絡乗車券が発売されています。
南阿蘇鉄道では2024年までは硬券等もありましたが、2026年現在は高森駅で自動券売機券のみとなり、その他の駅では降車時に料金を支払うスタイルとなっています。
券面を見て画面下の□の九の文字がE-POS発券であることを示しています。連絡乗車券はJR九州はE-POSで発券することが多く、発券マニュアルにもその記載が見られました。
ただし、指定席券売機で発売するときは当然ながらマルス券となります。

なお、E-POSの場合、クレジットカード決済を券面に残すことができず、R通番と呼ばれるクレジットカード決済のときの番号は手書きで記入することになります。
連絡乗車券は経由に南阿蘇鉄道と出てくるのが特徴です。
三角駅を歩く
(3/3の記事から続く)
「A列車で行こう1号」を三角駅で下車すると、半分は折り返し2号に乗り、半分は天草宝島ラインに乗り換えました。
自分はどっちも選択せずに三角駅界隈をぶらぶらすることに。
まずは手始めに入場券を購入。JR九州も無人化が進行してますが、三角駅は健在。
三角駅はかつて駅前から島原、天草への航路が出ていました。その影響からか駅舎も十字架がかけられ、ちょっとした教会のような雰囲気です。
「A列車で行こう」運行開始時にリニューアルしたようで、雰囲気を「A列車で行こう」と寄せてきていました。
駅前の道路を渡るとそこは三角港です。
かつては三角から島原への航路があり、周遊券で利用できたりしたのですが、熊本新港ができて熊本から島原への航路ができると流動はそちらに移り、2006年に廃止されてしまい、三角線は島原連絡の使命からはずれてしまいました。
通称「海のピラミッド」と呼ばれる三角港フェリーターミナルです。島原航路があった頃は純粋にフェリーターミナルとして機能していましたが、現在は普段は無人でイベント会場としての色彩が強いようです。
内部もこのように巻貝構造。外と内側それぞれでぐるぐる回りながら最上階に向かうことができます。
かつてはフェリーの待合所としてにぎわってたのでしょうが、今はどっちかというと建築の美を楽しむところという感じでしょうか。
近くに三角町物産館「ラ・ガール」があり、覗いてみることに。
三角の農産物などが売られています。三角は三角みかんが有名ですが完全に時期外れで影も形もなし。代わりにシャインマスカットが大量に並べられていました。
やや小ぶりのシャインマスカット350円で購入。車内で食べることに。
三角駅で戻ると待っていたのはキハ40。JR九州でもキハ40は急速に数を減らしつつありますが、三角線の場合、それまで主に使用されていた後輩のキハ31が先に廃車されたために、再びキハ40の姿を頻繁に見ることができるようになっています。
車内はJR九州お得意の一部座席を撤去した座席減車。もっとも一定数のボックスシートが残されており、全員が着席。
12:38に定刻に熊本行きは三角を発車。しばらくは進行方向右手に海が見えるものの、ほどなく海は左手に移ります。
物産館で購入したシャインマスカットを広げて食べてみる。適度な酸味があってかつ甘い。これはあたりかな。
行きの「A列車で行こう1号」の道のりを逆に進むわけですが、有明海は干潮に向かっていたようで、先ほどは水で満たされた海岸線が干潟になっています。この大きな干満と遠浅の海が有明海の特徴でしょうか。
完全に干上がって土地が出来上がっているところも。
こういうところは干拓されそうではありますが、漁業資源の問題なのか遠浅の海が残されたようです。
宇土駅で鹿児島本線と合流しそのまま熊本駅に定刻13:33に到着です。
熊本駅から13:48発の宮地行きに乗車。キハ220の2両編成で、肥後大津までは架線下を激走します。
もっとも肥後大津で25分ほど停車しているうちに後続の肥後大津どまりが到着して、乗り換えてきました。車両運用の都合とはいえ、ちょっともったいない気も。
そして肥後大津を発車して15分ほどで立野着。いよいよ南阿蘇鉄道に乗り換えです。
南阿蘇鉄道ホームに向かうと白い車体の南阿蘇鉄道が1両で客待ち中。
ほとんどの乗り換え客がこの高森行きに乗り換えて出発していきました。
そのあと一人残されたホームで待っていると、ゆっくりと客車列車が入線してきました。本日のメーンイベントの南阿蘇鉄道トロッコ列車「ゆうすげ号」です。
しかし、客は自分ひとり・・・大丈夫か?ホントに。
(3/7の記事に続く)










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