新幹線「こだま731号」特急券、掛川駅/三河安城駅入場券

掛川駅入場券

東海道新幹線開業60周年記念 復刻C特急券による東海道新幹線各駅停車の旅は続きます。
まさかぷらっとこだまより遅い新幹線旅があるとは考えてもいなかった(笑)

イベントにも使える掛川駅

掛川駅

掛川駅。1988年開業で、地元の請願駅ですが思わぬ効果が・・・

10/22の記事から続く)

浜松で在来線で掛川駅まで戻ってきます。掛川駅は1988年に開業。既設の在来線駅に併設された地元が設置費用を負担した請願駅として開業しました。
当時は天竜浜名湖鉄道への乗り換えや地元の利便性を考慮したと言われていますが、エコパスタジアム(静岡県小笠山総合運動公園スタジアム)が開業すると状況が一変。最寄り駅自体は隣の愛野駅ですが、サッカー場だけでなくアリーナも併設しているため、ワールドカップなどスポーツの世界戦やコンサートなど大型イベント時には掛川駅からシャトルバスが運行され、新幹線駅から直接イベント会場に向かえる駅として注目を浴びることに。
新幹線「こだま」でも東京から約1時間半程度の掛川駅は、首都圏からも手ごろなイベント開催地として目されることが多く、コンサートなどでは首都圏から大挙して押し寄せてきます。

カーブするホーム

カーブするホーム。その影響で待避線が長めとなり、いかにも後付け感が強いです。

掛川駅は熱海駅ほどではないにしろホーム全体が緩いカーブを描いています。開業当初は駅を作る予定がなかったので仕方ないのですが、このためか全体的に掛川駅の待避線は長めとなっています。
このため、掛川駅で新幹線を撮影するとカーブを通過する特徴的なショットとなり、ここで撮影する人もいました。

浜松->豊橋「こだま731号」

浜松~豊橋C特急券

浜松->豊橋のC特急券です。

こだま731号指定券

こだま731号の指定券。豊橋は5分停車なので下車せずそのままスルーします。

掛川から浜松に戻り、「こだま731号」に乗車。次の停車駅は豊橋です。N700系ばかりで車両面ではちょっと飽きてきました。。。

こだま731号

浜松からは「こだま731号」もう足が勝手に11号車に向かっています(笑)

2024年10月時点で浜松駅はホームの改装工事中。このため、下り線の一部工事の覆いでかぶっていました。
やってきた「こだま731号」に乗車して腰を落ち着けます。

浜名湖

浜名湖。このあたりが東京~新大阪の中間地点となり、かつ一番寝落ちしやすい箇所です(笑)

浜松を発車するとほどなく広がってくるのは浜名湖。東海道新幹線のビューポイントの一つではありますが東京~新大阪間の中間点にあたり、結構な乗客が寝落ちしてしまう区間でもあります。
私も東京~京都をよく利用していたときはこの区間はたいてい寝落ちしていてあまり記憶がないのですが(笑)、今回は各駅下車をやってる関係上おめめぱっちり。じっくり浜名湖を眺めることができました。

浜名湖を過ぎるとしばらくほどなく豊橋です。

豊橋駅

豊橋駅。この駅は飯田線、名鉄線との乗り換え駅ですが、豊橋~名古屋間は名鉄とJR東海が新幹線も巻き込んだ熾烈な集客合戦を繰り広げられています。

豊橋は6分停車。階段を上がって改札を出て、再度戻ってきます。
さすがに6分で豊橋の駅そばは無理。名物の稲荷寿司を買おうとしたものの売り切れでした。

ホームに戻ると「のぞみ」が轟音を立てて通過していきます。ここまで何本の「のぞみ」に抜かれたのだろうか。

豊橋->名古屋「こだま731号」と三河安城駅

豊橋~名古屋C特急券

豊橋->名古屋のC特急券です。

こだま731号、名古屋

豊橋から引き続いて「こだま731号」で名古屋まで向かいます。

6分停車は意外と長く、いったん改札を出て入りなおしても豊橋駅ホームでぶらぶらする余裕もありました。というわけで、そのまま「こだま731号」に乗車です。

こだま731号N700A

「こだま731号」N700系。大きなAの文字は「Advanced」の略語。

「こだま731号」はN700系ですが、N700ロゴに巨大な「A」の文字が入っていました「Advanced」を略したもので、原型のN700系を改良したものです。新製時から改良されていたものはこのようにAの文字が大きく、従来のN700系を改造したものはAの文字が小さいため、それぞれ「ラージA」「スモールA」とか呼ばれたりしています。

そんな「こだま731号」は豊橋を発車し、次の停車駅は三河安城です。

三河安城駅入場券

三河安城駅の入場券です。

三河安城駅

三河安城駅。在来線も併設しますが快速通過のためやや不便。もっとも駅前はビジネスホテルが多いため、名古屋で泊まれない人がこっちに流れてくることも。

三河安城駅は1988年開業。在来線との併設駅ですが少々離れており、乗り換えにはいったん改札を出て乗り換え通路は5分ほど歩く必要があります。

その三河安城は東海道新幹線「のぞみ」に乗ると「三河安城駅を時刻通りに通過いたしました」のアナウンスで、割と有名だったりしますが駅自体もそこそこポテンシャルがあります。

「三河安城駅を時刻通りに通過いたしました」で有名…「次の名古屋までおよそ9分」の駅をもっと知って
【読売新聞】 「三河安城駅を時刻通りに通過いたしました」――。名古屋駅に向かう東海道新幹線「のぞみ」の車内放送で知られる三河安城駅(安城市)をPRしようと、同駅の元駅員・篠辺泰介さん(38)が駅のオリ...

利用自体はそこまで多いわけではないものの、駅前は出張族(トヨタ?)を目当てとしてビジネスホテルが林立しています。主に利用者は平日となるため、稼働率が落ちる土曜日は空いていることが多く、名古屋で安価なビジネスホテルを取れなかったときは三河安城に向かうと取れることが多いです。

もっともそれも近い将来そうでなくなるかもしれません。
三河安城駅近くに新アリーナが建設されるとその拠点となるため、週末も混む可能性があります。そのころには三河安城の姿も激変していることでしょう。

安城市/三河安城交流拠点・アリーナ
名古屋駅

名古屋駅。なぜかかっぱえびせんがいます。

「こだま731号」は名古屋に到着。駅名標を撮るとなぜかかっぱえびせんが。これはJR東海とカルビーの共同企画で、東海道新幹線開業60周年とかっぱえびせん60周年がコラボしたものです。

キャンペーン自体は乗車してから気づきましたが、思わぬコラボはJR東海らしいといえばらしいでしょうか。

かき揚げきしめん

かき揚げきしめん。もちろん名古屋駅7番/8番ホームへGO

名古屋といえばやっぱりきしめん。新幹線から在来線乗り換え改札を出て7/8番ホームにある「住よし」に直行。
なんといってもここのかき揚げはその場で揚げてくれる「できたて」が特徴。
ただお値段もかなり上がっており660円と600円越えはちょっとびっくり。以前は500円台だった気が・・・

住よしは東京に本社があるJTS(ジャパン・トラベル・サーヴィス)の運営。もともとは国鉄駅構内で店舗運営する鉄道弘済会の委託店舗としてはじまり、名古屋のきしめんもその一つです。主に東海道新幹線沿線に店舗を構えており、首都圏だと「爽亭」がJR駅構内の駅そば屋として営業中。そのためかわかりませんが、池袋駅の「爽亭」にはきしめんがあります。

名古屋駅オブジェ

名古屋駅オブジェの東海道新幹線オプジェ。えびふりゃーとしゃちほこというあまりにもベタな組み合わせ。

名古屋駅改札口脇にはこれまた60周年のオブジェが。
もっともエビフリャーと金のしゃちほこというあまりにもベタ過ぎる組み合わせ。というかそちらに目が行き過ぎて背後のセントラルタワーズが完全に背景と同化してしまってます(笑)

そういや名古屋でエビフライって食べたことないな。どこかおいしい店はあるんだろうか。次回名古屋訪問時はエビフライ定食だ!と何気に心に誓ったのでした(笑)

(10/26の記事に続く)

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