週末パスです。今回の旅行はもてあまし気味だったJR東日本の株優を使う手もありましたが、計算してみたらやはり乗車券部分は週末パスを使用したほうが安上がりっぽかったので、乗車券部分を「週末パス」、新幹線などの特急料金部分をJR東日本の株主優待を使用することにしました。
ということで週末パスと併用する特急券は株優4割引の「はくたか576号」です。
なんだか株主優待がもったいない気がしますが、かと言って使わないと6/30にはただの紙切れになるだけなので、2000円ほどの割引であっても使わないと損ですね。
自分はJR東日本の株式を所有しているほか、JREBANK特典の4割引券も保有していますが、西日本在住の身としてはどうしてもJR東日本の株主優待券はあまりがち。
なお、いつもやってる損得計算は前回行っているため、今回は省略します。
今回は大宮を起点に日帰りを2回。1日目は主に信州方面を巡り、2日目は越後方面をメインにしています。こういう日帰り2回利用できるのも週末パスの利点。
ところが、2025年6月をもってこの週末パスが廃止されることになりました。

さすがにこの反響は大きかったようで、一時トレンドにもなったようです。
この手の広域の乗り放題系のきっぷは、今回の旅行のような周遊タイプの旅行では非常に使いやすく、特に乗り鉄にとっては大変ありがたいきっぷでした。青春18きっぷの改変といい、乗り鉄にとっては今後冬の時代なのでしょうか。
週末パスがなくなる今年7月以降は、JR東日本管内も株主優待を使った一筆書き乗車券を駆使することになりそうで、
今あるJR東西の株主優待券の貴重度が今後ますます上がるような気がします。
花冷えの夜桜
(4/21の記事から続く)
「柳都Shu*Kura」を高田で降りると、駅前に桜とプロジェクションマッピングが出迎えてくれます。もっとも雨ということもあり、変に反射してしまうようで出来としては今ひとつかな?
目の前に高田城址(高田図書館駐車場)行きのバスが待機中。聞くとすぐに発車するということでそのまま乗車。歩くと15分ほどかかりますが、バスだと5分ほど。しかも高田城址の奥の駐車場に運んでくれるので、バスでそこまで向かい、そこからぶらぶらと歩きながら駅に戻るルートにしてみました。しかし5分で300円はちょっと高い気も。。。
高田城址公園は高田城三重櫓を中心とした公園で、約4000本の桜ら植えられています。そして、夜になると櫓も桜もライトアップされ、日本三大夜城の一つ、そして日本三大夜桜の一つに数えられています。

一応散り始めということですが、急激に冷えたためか満開状態が継続しているようで、そこまで散っているようには見えませんでした。その代わり雨と風でちょっと寒い。とてもじゃないがゴザ敷いて花見宴会する気分じゃない(笑)
というわけで、基本的に観桜はあちこちうろうろしながらの見物です。
高田城三重櫓のライトアップは幻想的できれいですね。
中にはしだれ桜も。4000本の桜がほぼ満開状態というのはさすがの規模ですが、これだけの規模なのにそこまで混雑していないのは、やや天気が悪かったせいでしょうか。
屋台も大量に出ていました。
そして最も人が集まっていたのが通称「さくらロード」と呼ばれる桜のトンネルで。ここではほとんどの人が空を見上げながらてくてく歩くことに。
また、インバウンドも多く、多くの人がカメラを構えていました。
さて高田城址公園からてくてく歩くこと15分。高田駅に戻り妙高高原行に乗車。高田駅では桜見物帰りの客が一斉に乗車します。そして、上越妙高駅で一斉に下車。新幹線乗り場に。
すなわち、この電車に乗った花見客の大半は新幹線で来る遠方の客ということに(自分もそうなんですが。)
まあ、近場の人は車でやってきそうではあります。。。
上越妙高で乗り換えた乗客は次々とこのはくたか576号に吸い込まれていきます。上越妙高では後続の「かがやき」に道をゆずるためしばらく停車。
側面を見るとEXPO2025とミャクミャクのラッピングが。ということはJR西日本所属のW7系ということで確定です。

どっぷりJR東日本エリアを周遊してたところにいきなりミャクミャクが来ると、いきなり不意打ち喰らった感じで不思議な感覚。普段毎日のように見ているはずなのですけどね。
こうして「サンダーバード」などで使われるチャイム「北陸ロマン」を聞きながら東京に到着です。
日本三大夜桜の一つ「高田城址公園」の夜桜を見物してその日のうちに東京に戻れるのはさすが新幹線。ただ、週末パスがないと若干行きづらい気もします。代替となるえきねっとトクだ値とかは、単純往復となってしまい、正直それだけだと旅として面白くありません。やっぱり長野で降りて善光寺も行きたいし、青梅川で日本海を見てみたい。
となると一筆書ききっぷを駆使して・・・になりますが、私みたいな乗り鉄組にはともかく一般人にはかなり敷居が高く手がでません。
このため、週末パス廃止後の旅客流動はちょっと気になるところではありますね。
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