すっかり本ブログではおなじみとなったスーパーおき6号のチケットレス特急券です。J-WESTカード専用なので値引き率が通常のチケットレスより高くなっています。
九州から松江に帰るときはこの列車だと安いうえに新山口から乗り換えなしなので、この列車およびチケットレスを使う頻度が高くなります。
ただしICOCAが使えないので、乗車券は別途用意する必要がありますが。
チケットレスなのできっぷの引き換えは不要ですが、どうしてもしてしまうのはきっぷヲタの性か。JR西日本のチケットレスでも引き取り可能な仕様はありがたいです。
なお、券面は2号車となっていますが、2両編成の場合は2号車は通常自由席。3両に増結した場合のみ2号車が指定席となります。3両増結は週末を中心に結構見られます。
プロローグ
(7/19の記事から続く)
前回記事、からあげコンちゃんのからあげ弁当を取り上げましたがここにはMAXというデカ盛りバージョンがあります。
メガ盛りを超えたMAX盛りの「塩からあげ弁当」が見た目も味も最強すぎた! 別府市『からあげコンちゃん』
ここのからあげは定評があり、10年ほど前に某グルメ番組でギャル曽根さんがこのMAX盛り余裕で完食。さらに唐揚げを追加して食べていました。(いや、あの人基準で考えたらダメなんだけど。)
この時から気になってはいたのですが、せっかくきたのだからMAX盛りにチャレンジ。
というわけで、あらかじめ予約しておいたMAX盛りを受け取り、約2kg近い重量感の弁当を抱えて白いソニックに乗り込みました。(「福岡・大分DC&オフろう!きっぷ」での自由席なのできっぷはなし。)
最前列席に落ち着き、弁当をおもむろに置きます。弁当を開いて噂に違わぬその迫力にしばし見とれ、さて写真撮るか・・・とカメラを構えた瞬間。ぷ~んと嫌な臭いが。
こ、これは、ゲ〇だ!
まわりの人もマスクを取り出して防御態勢。MAX盛り弁当目の前にして臨戦態勢だった自分も急激に食欲が失せ、ふたをそっと閉じ。(いや、閉じられませんが・・・)
自分もマスクを取り出して防御態勢に入ります。
これは流石にギャル曽根さんでも多分無理。
どうやらインバウンドな方がやってしまったようで、車内は騒然。この日の車掌は2人態勢でしたが、2人とも雑巾やティッシュなどで掃除を開始。さらに一人が車掌乗務時のカバンからファブリーズを取り出して匂い消しに。車掌のカバンにファブリーズ入ってたなんて初めて知りました。(驚)
もしかしてソニック限定かなのもしれませんが。
そう、883系/885系ソニックはJR九州が誇る日本最速の振り子特急。その暴力的ともいえる走りは初めて乗る人にとってはかなり衝撃的で、三半規管を揺さぶられるようです。在来線最速こそはサンダーバードのほうが多少上ですが、こちらは振り子特急でカーブだらけ。基本的に乗り物酔いには無縁の自分にとっては全く気にならないのですが、やはりやばい人も多いようです。
結局弁当は持ったまま九州に分かれを告げ、本州へ。
小倉から乗った下関行きは、奇しくも元常磐線で活躍した415系1500番台車のトップナンバー編成で、元常磐線の415系最後の生き残りとなります。
現在は関門間がメインのようです。
しかし思った以上に〇ロの影響は大きく、食欲が復活しないまま下関から新山口駅へ。
ついにチャレンジ
山陽本線を西に進み、新山口駅から「スーパーおき6号」に乗車。ここでようやくさっきの「ソニック」で受けたダメージが回復したようで、MAX盛り弁当に再チャレンジです。
すでにフタができない、ごはん1g、からあげ500g、それに通常のパスタやたくあんなどが乗った一品。
通常の盛り方では弁当かかえて歩くと崩れてしまうため、ラップでくるんでその上に弁当のフタをしていますが、当然ながらフタなんてできるわけがなく、大きくはみ出してしまってます。
今回はベーシックな塩唐揚げですが、流石にこの量だと食べても食べても減らない(笑)
途中でポテサラやたくあん、パスタで味変しながら新山口から食べ始めて完食したのは益田手前。もしかしたら「ソニック」だと食べきれずに着いてしまっていたかも。
十分においしかったのですが、惜しむらくはすっかり冷えてしまっていたこと。出来立てで食べたかったなあ、とちょっと後悔。
ということで現在リターンマッチを計画しています(ぉぃ
夏至の時期は益田を過ぎてもまだまだ明るく、膨れたお腹をさすりながら日本海を眺めつつ、3日間の旅を思い出していました。
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