「ホリデーパス」の後継商品として登場したのがこの「休日おでかけパス」です。
もともとホリデーパスは首都圏のJRを1日乗り放題にしたもので、当初の発売額は2000円でした。その後、消費税値上げによる改定と、モノレールとりんかい線をフリー区間に追加して2300円となっています。
2012年に抜本的なエリアの拡大が行われ、それと同時に300円値上げが行われました。
その後2014年と2019年の消費税の税率アップに伴い、2670円→2720円となっています。
東京起点で考えると主な駅の往復運賃は下記のとおり
駅名 | 東京からの往復運賃 |
小田原 | 3040円 |
久里浜 | 2540円 |
君津 | 3040円 |
上総亀山 | 3960円 |
土浦 | 2340円 |
自治医大 | 3380円 |
神保原 | 3040円 |
寄居 | 3380円 |
大月 | 3040円 |
赤字は新たにフリーエリアになったところです。
おおむね3000円ぐらいのところが増えましたが、上総亀山だけはサービスなのかやたら距離があります。
まあ、元とるというよりは毎回毎回きっぷの手間を省くというのが主目的なので、これで目をぎらつかせてひたすら乗るというのは、ちょっとないかなと思ったり。
ただ、毎回毎回きっぷの手間を省くというのは、Suicaでもできるんですよね。
久留里線を除くと今回のフリーエリアは全部Suica対応なので、ホリデーパスのときほど使われないのではないか・・・と思います。(実際発売枚数はホリデーパスの頃より減っているようです。)
券面に「IC」と入っていますが、これはSuicaで購入したものです。JR東日本の指定席券売機では、Suicaできっぷを購入することができ、一つの特徴となっています。
今回は「鶯谷~新宿~大月~河口湖~大月~東京~浜松町~羽田空港第2ターミナル」と乗車しました。東京~大月間は3040円ですからさほどトクはしていませんが、東京モノレールの分がまるまる得した形です。
このあたりの損得計算が頭の中でぱぱっとできると、トクトクきっぷマスターですね(笑)
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