AMTRAK「NORTHEAST REGIONAL」乗車券

REGIONAL(リージョナル)とは、正式の列車名を「NORTHEAST REGIONAL」といい、アメリカの鉄道会社「AMTRAK」でアメリカ東海岸沿いを走る列車です。
ボストン(Boston)ないしはスプリングフィールド(Springfield)を出発し、
ニューヨーク(New York)、フェラデルフィア(Philadelphia)、ワシントンDC(Washington)を経由して、
リンツバーグ(Lynchburg)、ニューポートニュース(Newport News)ないしはノーフォーク(Norfolk)を結びます。

Acela Express(アセラエクスプレス)と平行して走行する区間が多いですが、こちらのほうが時間がかかるかわりにはるかに安くなっています。基本的にアセラの半額以下。
リージョナルというよりリーズナブル号ってな感じです。

前回、アセラに乗ったときは、搭乗券みたいなスタイルだ、と評していましたが、そのスタイルはかわりません。そのかわり、同じように自動券売機で購入したにもかかわらず、券面の内容が大幅に変わっています。

一目でわかるのは右側の項目が空欄になっていること。
以前は乗車すると車掌が検札にやってきて、きっぷの左半分を切り取って持っていったため、右側にも席番やクラスが書かれていたのですが、今回は空欄。
?と思いつつ乗車すると早速検札登場。きっぷを渡すと、ハンディーターミナルでバーコードをスキャンして戻してきました。
つまりこの6年の間に、検札はきっぷのもぎりからバーコ-ドスキャンに進化したということです。(笑)
でも相変わらず券面に列車名が載っていません。

さて、今回はフェラデルフィア(Philadelphia)からニューヨーク(New York)まで乗車です。
基本的に機関車を客車が牽引するスタイルです。

車内はシートピッチが1100mmはありそうなリクライニングがならび、コンセントも各座席に設置。また無線LANによる無料のインターネットサービスもあるので、退屈しのぎにも最適です。室内はやや薄暗いですが、もう深夜12時近くだし、寝るにはちょうどいい暗さです。

また、編成中にはカフェカーも連結。
車両の中央にカウンター&調理スペース、カウンターの両側に4人掛けテーブルが並ぶという日本ではあまり見かけないスタイル(あえて言うとオシ16みたいな感じ?)。深夜12時前ですが営業中。ただし、ガラガラでした。
取り扱い品目はドリンクとつまみと軽食。軽食は基本的にレンチンばかりなのは仕方ないところ。

もっとも私がカウンターに注文にいっても、カフェの店員はテーブルに腰掛けて車掌とおしゃべりに興じており、こっちに全く気づいてくれません。
わたしが「HEY!HEY!HEY!」と呼びかけて、ようやくやってきました。

ニューヨーク(New York)ペンステーションには定刻に着く・・・と思いきや、ハドソン川を臨むあたりで大休止。なんでもホームが満線とのこと。
ようやく動き出したときは30分遅れになっていました。

 

 

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