くま川鉄道が1日乗り放題フリーきっぷのうち、夏目友人帳とタイアップした記念乗車券が発売されています。花火大会のポスターをモチーフにしていたようで、2012年度版と2013年度版の2種類があります。
□タイプ:フリータイプ
□価格:1,000円(子ども半額)
□発売期間:2013/07/01から2014/03/31まで (各種2,000セットまで、品切れしだい終了)
□利用可能期間:2013/07/01から2014/03/31まで
□有効期間:1日間
□フリー区間:くま川鉄道全線(人吉温泉~湯前)
□発売箇所:くま川鉄道人吉温泉駅、あさぎり駅、湯前駅、通信販売など
□備考:通常の1日乗車券も販売。価格、効力は同じ。
夏目友人帳のマンガ、アニメは知ってしましたが、人吉が舞台だとは知りませんでした。そういや場面でくま川鉄道が出ていたような気がします。
くま川鉄道は、もと国鉄湯前線を転換した第3セクター鉄道です。ほぼ全線を人吉盆地の中を走り、沿線はのどかな田園風景が広がっています。
そんなくま川鉄道ですが、他の転換3セクと同じく過疎化による乗客減少は否めず、活性化のために2両を改装してそれぞれ「KUMA1」「KUMA2」というミュージアムトレインを登場させました。
JR九州のリゾート列車やななつ星などを手がけた水戸岡鋭治氏が監修。
全般を木のテイストに統一させた車内は、パネル、シートの造詣などに「水戸岡テイスト」を感じることができます。
ギャラリーや沿線の自然などを説明した本なども完備。それほど長くない乗車時間ですが楽しめるようになっています。
さて、今回のフリーきっぷは湯前駅で購入しました。湯前駅は平日の午前中のみ営業というある意味きっぷ収集家泣かせの駅です。
駅そのものは国鉄・JR時代からさほど変わらず、時間が止まったようなただずまいを見せています。
駅から徒歩5分のところに、湯前まんが美術館(那須良輔記念館)があります。那須良輔は風刺漫画などで有名だったな方で、氏の書斎を再現したり、作品が展示されていたりしています。
また定期的に特別展やプロの漫画家による講座なんかも開催されています。
また駅に隣接しているふれあい交流センター「湯~とぴあ」に、昨年漫画図書館がオープン。こじんまりとはしているものの誰でも利用でき、列車やバスの時間待ちにはピッタリですね。(無料)
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