台鉄「復興」第681次乗車券

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翌日、花蓮から蘇澳新まで、「復興号」を利用しました。
「復興」号は指定席つきの列車(対号列車)の中では最下級の列車です。値段的には「自強」>「莒光」>「復興」の順に安くなります。
というか現在は「復興」号の運賃は「区間車」と同じになっており、「指定席のついた区間快車」という位置づけのようです。
車両は、昨日乗車した「高雄→枋寮」間の区間車と同じ車両が使われているようです。

さて、花蓮で一泊し、まずは朝市を覗いてみました。
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花蓮の市街地のやや南にはこのような露天の市場が朝からやっています。
見た感じなんでもありそう。食料品はもちろん、服とか電化製品まであったり。
こういうところは美味しそうなんでつい買ってしまいそうなんですが、肉買ってどうすんだと冷静になり、ここはガマン。

朝食は宿の近くの小さな食堂で。
見た瞬間日本人だとわかったようで、即座に日本語のメニューがやってきました。
朝から点心はきついなあと思いつつ、やっぱり美味しそうなので朝餃子です(爆)

落ち着いたあとは花蓮駅に向かい、きっぷを購入・・・・ってどの列車も満席だぁ。。。。
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この日は臨時の復興号第5965次列車が設定されていましたが、あいにくこれも満席。なのでとりあえず無座で購入。
無座とは、満席の場合発売される「座席を指定しない乗車券」です。
空いてる席があれば座ることができますが、指定のきっぷを持っている人がいないとどかないといけません。全席指定の台鉄ならではのきっぷです。
運賃は座席指定の場合と変わりませんが、81km以上の場合は2割引になります。まあ、そこまでたちんぼうは嫌ですが。
しかし、週末の東部幹線(というか花蓮~台北)は混むとは事前に聞いてはいたものの、ここまでひどいとは。

まあ1時間程度ならばしゃあない、と立席を覚悟しましたが、乗車前に未練たらしく再度空席がないか検索。すると、この5965次列車の次の681次列車に空席があることがわかり、即座に押さえました。それが冒頭のきっぷです。

側面には復興號、の文字が。
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さて、ガラガラの状態で発車した復興號ですが、次の北埔駅から団体と思しき大量の乗車が。一機に車内がかしましくなってきました。

花蓮~蘇澳新の間は意外と山がちで、山と海との間を縫って走ります。日本でも有名な太魯閣渓谷もこの近く。
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さて、途中で「自強」に追い越されますが、この「自強」が遅れているようでこの列車も遅れるようです。
蘇澳新では、6分接続で台北方面の区間車に乗り換える予定。なのでちょっと遅れるのは困る。

やきもきしながらもちょうど6分遅れで蘇澳新に到着、
と同時に台北方面行き区間車のドアが閉まり、

見事に目の前でお見送りとなってしまいました・・・・

というか、台鉄には「接続待ち」という概念はなかったんかいorz
さて今後はどうしようか。

 

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「台鉄「復興」第681次乗車券」への2件のフィードバック

  1. 台鉄は、緩急接続という概念はないようで、だからこそ、小さな街の駅に豆まめに停車する急行に該当するような列車が沢山残っているのだと思います。基本的に主要駅からは、乗り継ぎなしで行ける列車を利用を勧められます。

    冊子の時刻表も緩行と急行が別々です。日式のものが日本で作られていますが、接続するとは思わないで見る必要があります。(結局緩急別の時刻表で十分という感じです。)

  2. どうやらそのようですね。
    駅や列車内の案内でも接続案内は一切なし。
    あくまでも直通列車で行ってくれということでしょうか。

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