北茨城・いわきフリー乗車券を使う際に念頭にあったのはこの列車です。
土休日のスーパーひたち往復だと、実はフリーきっぷ+特急券よりえきねっとの「トクだ値」の40%引きを使ったほうがオトクですし、日帰り普通列車往復だと青春18きっぷという選択肢もあります。
そこで思いつくのは一泊2日で普通列車往復するか、この「お座敷うつくしま浜街道」を利用するかの選択です。
200km程度の距離とはいえ、普通列車で往復するのもどうかと思いますし、こうなるとお座敷列車でのんびりいこうかということになりました。
ということで、「お座敷うつくしま浜街道」です。
全車グリーン車指定席で、ジョイフルトレイン「リゾートエクスプレスゆう」を使用します。
登場当初は3列シートの欧風タイプのグリーン車でしたが、需要の減少と共にお座敷列車に改造されました。
「お座敷うつくしま浜街道号」は、冬の定例キャンペーンの「うつくしま浜街道」、あるいは2月~3月のイベント「いわきフライオンパク」にあわせて運転されます。
運転区間は毎年微妙に変わりますが、上野~いわき、もしくは上野~相馬間で運転されます。「リゾートエクスプレスゆう」が使えない場合は、臨時用の485系が使用され、この場合はお座敷の文字が落ち、「うつくしま浜街道」という普通車のみの臨時快速になります。
車内は一般的なお座敷タイプの車内で、先頭部分には展望室として、ソファがおかれています。
また、各車両に多目的室や準備室を含めた個室もあります。
しかし、この列車の最大の特徴は4号車のイベントカーでしょう。おそらく日本でも1、2を争う奇抜な内装の車両でしょう。
車両の半分は、アメリカのドームカーに近いドーム上の窓にリクライニングシートが並べられています。
半分は立席スペースですが、内装は完全にディスコですね。。DJ用のブース、飲み物販売用のカウンターも用意され、本当にディスコとして営業したことはあるのでしょうか。
まあお座敷列車には似合わない施設のような気もしますが、おそらく欧風列車の時代のままなのでしょう。
当然この「お座敷うつくしま浜街道」ではディスコは営業していませんでした。それどころか車内販売すらなかったのは意外でした。
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