今回はサンライズエクスプレスで一番オーソドックスな「シングル」です。
全席の半分以上をしめる「シングル」は、サンライズエクスプレスのスタンダードなB寝台で、2階建て構造の1階、2階、平屋にそれぞれ部屋があります。
「ソロ」と比べると、圧倒的に居住区間が快適なのが特徴で、頭を天井にぶつける心配はありません。
その分1000円ほど高いわけですが・・・
さて、サンライズエクスプレスにはシャワールームがありますが、A寝台の乗客は車掌から配られ、それ以外の客は車掌から310円で購入することになります。
サンライズエクスプレスのシャワーカードは、A寝台用と販売用では微妙に仕様が違っていますが、絵柄は同じです。
サンライズエクスプレスの共用シャワーは現時点では、「カシオペア」のシャワーと並んで鉄道車両では最新仕様のもので、
客が交代するたびにシャワールームを洗浄する装置なんかが備えられています。
またリンスインシャンプー、ボディーソープが最初から備えられているのもサンライズエクスプレスのシャワーの特徴です。
列車名の「サンライズゆめ」は臨時列車として、東京~広島間で運転されます。
きっぷは上りが下関始発で運転されてたもので、その距離は1000km以上走行することになり、当時は日本最長距離を走る在来線電車でした。
現在は広島始発になっています。
シングルの室内はBGMのほか、NHK第一を聞くことができますが、乗車当時、東北高校のエースだったダルビッシュ遊が夏の甲子園で登板しており、景色そっちのけでラジオに聞き入っていたのを覚えています。
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