駅弁大会のシーズンです。京王百貨店では毎年恒例の駅弁大会が行われ、今年も盛況になるでしょう。
さて、今回は寝台特急「はやぶさ」の寝台指定券です。
東京発熊本行きで、1000km以上を駆け抜けます。しかし実際に乗車したのは大阪から。
開放のB寝台です。
年末だけあって大阪から乗車する人もそこそこいます。
大阪駅中央改札口向かいのハートインはすでに最終列車が出発したにもかかわらず、深夜1:00まで営業しており、しかもなぜか深夜0時半になっても弁当類が豊富です。
駅弁ファンからは駅弁とみなされることはまずありませんが、大阪の駅弁業者である水了軒のコンビニ向け弁当が山積みされているのは時間帯を考えると壮観です。
そもそもハートインの弁当はコンビニ弁当に比べるとなぜか100円ほど安く、390円~400円台が標準です。
とまあ、ハートインで夜食とお酒を買い込んで大阪駅ホームへ。
さっきは「終電が終わった」と書きましたが、本当の終電はこの「はやぶさ・富士」です。
乗り込むと指定は上段だったものの、乗車時に車掌から「もう誰も乗ってこないから空いてるベッドでいいよ。」言われて空いてる下段にもぐりこみました。
そこで弁当とお酒で晩酌です。しかし、時間が時間なだけに、お酒を飲むとそのまま爆睡してしまいました。
朝は徳山到着のアナウンスで起床。
徳山からは車内販売が乗り込みます。
この車内販売には、サンドイッチ、あなごめしなんかが積まれていますが、駅弁ファン最大の注目は柳井駅の特製幕の内弁当。
柳井駅の水了軒(大阪駅のものとは別業者)が販売しているもので、柳井駅での販売はなし。この「はやぶさ・富士」の下りのみ少量数積み込まれる、日本でも入手難易度が極めて高い駅弁です。(予約不可)
ラッキーなことに車内販売は1号車からなので、難なく幕の内を入手。
あけてみると巨大ダイコンが鎮座。
冷えてはいるものの、ご飯の状態などから朝作りたての駅弁であることは間違いなく、この列車のためだけに早朝から作っているのには頭が下がります。
ただ、一部の惣菜が若干変な味したのが気になりました。
まあ、乗ってみたときに話のタネにどうぞ。なお、列車が遅れた場合は販売中止なので、運任せな部分はありますが・・・
コメント
駅弁に入れるお総菜、ご飯は冷たくして入れるようなことをどこかでうかがったことが……。だから駅弁が冷たいのかと納得した次第。
暖かい状態で食べるコンビニ弁当やホカ弁と異なり、
駅弁は冷たい状態でたべることが前提なので、
それでご飯の作り方などで工夫はしています。
もっともできたての場合は水分の具合などでなんとなくはわかります。
たまに失敗したのか糊状になってるご飯も見られますが・・・