青函トンネル記念館には、青函トンネル建設時に掘られた斜坑を利用して、青函トンネルを体験することができます。
その斜坑にはケーブルカーがあり、記念館に訪れた人を、海底駅近辺まで案内したり、逆に、竜飛海底駅見学の方をトンネル記念館に案内する際に使われます。
このケーブルカー、青函トンネル記念館内にあるため、遊園地の乗り物のように見えますが、れっきとした鉄道法に基づく鉄道線であり、運賃も乗車券もあります。
もっとも乗車券には、体験坑道の見学料も含まれています。
以前は鉄道全線乗車をもくろむ人にとっては、かなりの難関でした。(現在は竜飛海底駅見学すれば乗れるので、難易度が下がっています。)
車両は、1両編成のケーブルカーで、乗車後、風門と呼ばれる扉を開けると、その先はひたすらトンネルが続く闇の中。
約10分弱の間、トンネルの中を走ります。
体験坑道駅に到着すると、坑道の中を見学することができます。
1000人座れるベンチがある避難所があったり、建設当時の状況が再現されたりしています。
かなり貴重な体験でもあるので、龍飛岬訪問時は立ち寄ってみるのもいいでしょう。
ただし、暗所恐怖症、閉所恐怖症の方には当然ながらお薦めできません(笑)
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