快速「ありがとうアストル」指定席券

20061114

「ありがとうアストル」の指定席券です。
「アストル」とは、JR西日本金沢支社のジョイフルトレイン「ゴールデンエクスプレスアストル」で、全車グリーン車。運転台直後には展望デッキがあったり、中間車にはラウンジがついていたりと、団体専用向けに作られています。
「ゆうとぴあ高山」などで一般向けの臨時としても運転されていましたが、あまり通常の臨時列車としては乗車する機会はなかなかなかったのでは、と思います。
今年限りでこの「ゴールデンエクスプレス・アストル」が引退するということで、この「ありがとうアストル」が企画されました。

もともとさよなら列車とか、リバイバル列車とかにはあまり興味はなく、いつも話題になっているこの手の列車の指定席争奪戦とかはあまり参加しないことが多いのですが、
(もっとも、別に指定席を取るのが面倒というわけではありません、たとえば渡道時のトワイライトエクスプレスの寝台を取るときは気合を入れてとりにかかります。)
今回はとある事情で買ってしまいました。

いつものように5489で指定席を押さえてるときに、たまたまJR西日本の記事を読んでいて、空いているわけない、と思ってついでにひやかし半分に聞いてみました。

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(私):「11/5のありがとうアストルの上りあいてますか?」
(5489):「ありがとうアストルですか?・・・・えっとそれはどこでしょうか?」
(私):「猪谷から金沢です。」う~ん、やはりすんなりと通じないか。)
(5489):「しばらくお待ちください。」

しばらくお待ちくださいのガイダンスがしばらく流れて・・・

(5489):「はい、空いてます。窓側でよろしいでしょうか?」(ほら、空いてるわけ・・・え、空いてる???)
(私):「・・・・(しばらく思考停止)」
(5489):「あの~、お客様?」
(私):「あ、はい、買います。よろしくお願いします。」

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20061114_2 かくして、家でのんびりの予定だった11/5に急遽出撃することになりました。

もっとも興味がないわけではなく、「ゴールデンエクスプレスアストル」自体は今回がたぶん最初で最後の乗車なので、楽しみにはしていました。

写真のように、上半分はオレンジに塗られています。
グリーン車の車内は4列のリクライニングシートが並んでいますが、リクライニングの倒れ方が半端ではありません。レガートシート以上に強烈に倒れます。フルに倒すと空がよく見えます。

おかげで道中の半分は寝ていました(笑)
ムーンライト九州に使われるリクライニングに移植してくれたらすごく快適だろうにな・・・と思いましたが、そもそもこの車両はグリーン車。
今回は普通車扱いで乗ったものの、グリーン車と普通車の違いを感じさせる結果になりました。

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