ノロッコ号に乗ろう!
10/16の記事の続きです。
釧路湿原からは、「釧路湿原ノロッコ号」でいったん塘路まで引き返します。
短区間なので指定席はとりませんでしたが、自由席でも余裕で座れました。
塘路で一息ついて、釧路に向かいます。
塘路からの帰りは客車が先頭になります。
客車は4両あり、このうち3両のトロッコ車両は指定席、残り1両の通常車両は自由席です。
以前はトロッコ車両でも1両は自由席でしたが、現在は全車指定席になっています。
自由席旅もまた楽し
自由席は機関車の直後に1両。塗装こそ緑色に塗られていますが、車両自体は旧国鉄の50系51形客車の原型をほぼとどめています。
窓が二重窓で小ぶりの1段上昇窓なのを除けば、本州にかつていた50系車両と見た目で大きな違いはありません。
車内は基本的にもとのまんま。床面は張り替えられていますが、青いシートに扇風機という組み合わせが、今となっては昭和レトロすら感じさせるものになっています。
もちろん窓は開きます。ってことは、窓を開けば湿原の風を思いっきり受けることも可能ですね。
ただし、これは空いてるときに限ります。混雑時で相席になった場合は流石に遠慮が。
この日は1ボックス1グループ程度のちょうどいい埋まり具合だったので、みんな思い思いに窓を開けて楽しんでました。
これだったら自由席でもよくね?むしろ座り心地はこっちのほうがいい(笑)
ちなみに、乗車証明書は指定席も自由席も同じものが配られます。
以前もいただいたことがありますが、流石に何年も経っているとデザインが変わっていました。

もらったときは気づかなかったのですが、裏面はこんな感じ。
つまり、行きの「ノロッコ号」とあわせて2枚一組という組み合わせでした。
しまった、行きももらっておくべきだった。。。
釧路川を見ながら
帰りのノロッコ号も引き続き自由席です。
塘路駅を出発すると蛇行する釧路川を進行方向右手に見ながら走ります。
このため、釧路行きでは進行方向右手、塘路行きは進行方向左手がいいでしょう。
自由席の場合、乗車時に並べば好きに選べます。
意外と湿原らしい景色は少なく、大半は森と釧路川の景色となります。
カモシカが草を食んでいたり、カヌーをしている人を追い抜いたりと、のんびり走る割には、ピンポイントで見どころがやってくるので、結構集中してみないと見逃したりします。。。。
遠矢駅を過ぎたあたりから住宅地が広がりだして、スーパーと根室本線が見えると東釧路。
ここを過ぎると、今まで併走していた釧路川をわたってついにゴールの釧路駅です。
空いているときという条件付きですが、自由席でのんびり過ごすのも悪くないかも、と思いました。
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