北から今度は南シリーズです。南といっても国外の台湾ですが(笑)
日本でも有名な追分発成功行きの硬券乗車券です。台湾では硬券乗車券は消滅しつつありますが、この乗車券は縁起物として売れてるのか、補充されているようです。日本的には「人生の岐路で成功のほうにいけますように」ということでしょうか。現地ではどういう解釈なのは気になるところです。
片道15元(約55円)です。
さて、追分-成功間はいわゆるデルタ線と呼ばれるところにあります。実際は地図みたほうが早いでしょう。
成功駅から南の彰化駅、および追分駅から彰化駅までの間は本線の列車が走っていますが、追分-成功をまたいだ需要もあり(主に、海岸沿いの地区から台中方面)この間に区間車(日本でいう普通列車)が走っています。
さて、追分駅はザ・昭和な感じのレトロな駅舎がお出迎え。最近は台鉄も近代化が進んでますが、雰囲気的には80~90年代の国鉄末期・JR初期的な感じになっています。
駅舎内もどこか、嘉例川のような南国九州的なイメージです。なぜか日本語のポスターも。
自動券売機と有人の出札口があり、硬券のきっぷはこちらで買います。窓口に案内が出ているので言葉がわからなくても指差しでなんとかなります(笑)もっとも私がきたときは日本語が話せる駅員でした。
デルタ線ということで、南方面(逆行)は彰化と成功の2つがあります。成功駅まで2.2km。あっというまに到着します。
成功駅も有人駅。
こちらのほうは、やや近代化されたつくりの駅です。
ここで降りる人は私1人で、ほとんどが台中方面に乗車していきました。
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