本日限りで廃線、バス代行を経て4月から富山ライトレールに移管される富山港線のうち、競輪場前の乗車券です。
マルスではなくあらかじめ印刷された補充片道乗車券といわれるもので、最近はかなり数を減らしています。
周遊きっぷ「高岡・富山ゾーン」を持っていたので、本来は不要だったのですが、補充券ということもあり、思わず購入してしまいました。
ムの文字がありますが本来は無人駅であることを意味しています。
競輪場前駅は文字通り富山競輪が開催(場外含む)される日のみオープンの臨時駅で、競輪客のためにきっぷが用意されています。200円は富山までの運賃。
富山港線競輪場前駅発の最終は16:36発。
乗車した旧国鉄急行色の3両編成の電車は、訪問当日が1月ということもありお別れ乗車組も少なく、気の毒なほど空いていました。たしかにこれでは通常の電車ではもてあましすぎ、路面電車のほうがいい、というのもうなずけます。
(まあ夕ラッシュの逆方向というのもありますが・・・)
車内では競輪帰りのおじさんが、
「電車なくなったらバスしかないのかあ。不便になるのかなあ。。。」
とこぼしつつ城川原駅で下車していったのが印象的でした。
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