特急「しらゆき2号」の特急券・乗車券です。トクだ値1で運賃・料金が約半額です。
このトクだ値は、利用客が減少気味の特急「しらゆき」に対して、利用促進を図るため、新潟県の「幹線交通活性化プロジェクト推進事業」がお金を出して、「しらゆき」の指定席利用に補助を出すこととで利用推進を図る狙いです。

期間は2025年10月11日から2026年1月31日まで(年末年始を除く)。公費から補助が出ているため、予算が尽きると終了ですが本日時点でも販売していることからどうやら最後まで発売しそうです。なお名目上は「トクだ値1」なので前日までの購入が必須で当日購入はできないのに注意です。
この「トクだ値1」はJR東日本の通常の「トクだ値1」とは別枠で設定されているようで、空席を見ると、トクだ値1の30%割引より、トクだ値1の50%割引のほうが残席数が多いという珍しい状況が見られます。
この50%割引の設定数がいくらあるのかわかりませんが、もしかすると空席数分あるのかもしれません。ここで30%割引を選択する勇者はいるのだろうか(笑)
強風との闘い
(1/24の記事から続く)
さて、3連休中日の1/11は大荒れの天気との予報。既に羽越方面は運休予告が出ており、「いなほ」で運休が決まった列車もあります。
もっとも新潟駅前のホテルを出たときはそこまで風も強くなく、雪は全くありませんでしたが、この日は大荒れが予想されていました。特に遅くなればなるほど厳しいようです。

既に「えちごトキめき鉄道」や「しなの鉄道」では終電を早める予告が出されており、それまでには引き上げないといけなさそうです。
まあ最悪新幹線という飛び道具もあるので、JR東日本の株主優待券をお守りがわりに用意して「しらゆき2号」にのりこみました。
新潟では1割程度の乗車。まあ、新潟~長岡間は新幹線利用がメインなので、この区間の利用が少ないのは予想通りですが、大荒れの天気も影響してますでしょうか。
車両はE653系。やっぱり狭いなこの座席は。
さっそく朝食がわりの駅弁を出します。
朝はどちらかというとオーソドックスな駅弁を選びがち。幕の内があれば一番良かったのですが、それはなく、じゃあということでちらし寿司系で一番オーソドックスそうな「彩ちらし」(1200円)を選択。決してパッケージのイクラにつられたわけではありません(笑)
中身は山せりの上にカズノコが真ん中にデンと鎮座し、その周りをマイタケ、イクラ、赤かぶ、シイタケなど、さらにごはんの上に錦糸卵を敷き詰めるという意外と手の込んだ弁当です。その分見栄えがかなり華やか。
華やかだけでなく、よく見ると魚卵とキノコとカブというどちらかというと脇役に徹することが多いおかずがバランスよく配置されていて、結構いけます。
「しらゆき2号」新潟発車時は雪は全くないのですが、東三条あたりから雪景色がぽつぽつ見られ、長岡手前では一面雪景色に。同じ下越の新潟平野にある新潟と長岡ですが、海沿いの新潟と内陸の長岡では気候が全く違いますね。
長岡を出ると雪はさらに深くなりますが、しばらくすると海に近づくからか雪がどんどん消えていき、柏崎到着時はすっかり雪はなくなっていました。ここまでは定刻で運行。
柏崎から柿崎までは日本海沿いを走行します。
・・・がなかなか柏崎を発車しません。車内放送で「現在運行の打ちあわせをおこなっております。しばらくお待ちください。」と流れ、嫌な予感が。
さらに柏崎の駅放送で「現在越後線は強風のため運転を見合わせております。」とのこと。そういえば先ほどから強風がゆらゆらと車体をゆらしています。まさか・・・
「お待たせいたしました。発車いたします。」
お、出発するんだ。数分遅れでの出発です。出発後。
「次は柿崎です。なお、これから先強風のため徐行いたします。このため遅れが発生することが見込まれます。予めご了承ください。」
おおーい、発車してから言うかあ!?
確か風速20m/s以上で25km/h制限、25m/s以上で運転見合わせでしたっけ。(違ってたらすみません。)
というわけで時速25km/hでのろのろと日本海に出ます。日本海は荒れ狂ってました。時折強風が日本海の波しぶきを車両まで運び、車体を海水で濡らします。
鯨波駅で長岡行き普通電車とすれ違い。あちらは既に40分以上の遅延が出ている模様。
青海川駅をこれまたのろのろと通過。青海川駅は昨年訪問していますが、そのときはどんよりと曇っていました。今回は外は晴れていますがかなりの強風が。波もすごく、濃緑色の冬の海が波で真っ白になっています。これはこれで絵になるので降りて写真を撮りたいところですが、運休してしまうと孤立してしまうのでここは我慢。

青梅川駅を出てすぐの橋梁部分。波が奥から幾重にも重なって押し寄せてくるのがわかります。天気が晴れているだけに波の白さが一層際立ちます。
そして笠島駅を通過し、次の米山駅手前で停車。強風で車体がゆらゆら揺れます。
「ただいま、運転見合わせ基準の強風が吹きましたので停車しております。運転再開までしばらくお待ちください。」
ついに来ました運転見合わせ。ただ、駅間に止めるのはマズイようで、とりあえず米山駅までは運行することに。ただかなりの徐行運行。速度計で計測すると、時速5~10km/hぐらい。人が小走りぐらいのスピードで米山駅到着。ここでしばらく停車です。
米山駅も青海川駅ほどではないですが、駅から海が見えます。モーター音がないと風の音がかなり車内に響き、そのたびに車体がゆっさゆっさと揺れます。
ただほどなくすると、
「風が収まりましたので運転再開いたします。なお、柿崎までは速度を落として運転します。」
おおっと運転再開か。この時点で45分ほどの遅れですが、まあ60分ほど遅れぐらいだったら御の字かな。この後の計画立て直さないと。
とこれまた最高25km/hで徐行運転開始です。ところが柿崎駅手前でまたもや停止。
「再度運転見合わせ基準の強風が吹きましたので停車しております。運転再開までしばらくお待ちください。」
ありゃ。
ただやっぱり駅間停車はまずいみたいで、やはり超徐行で発車です。もっとも柿崎を過ぎれば海沿い区間はなくなるので強風で抑止はないはず。ただ・・・
ここから柿崎駅までが長かった。
とりあえず、動画にしてみましたが、30分ほどのろのろと動く割とつまらない動画なので適度にすっとばすことを推奨。
おそらく距離で判断して放送される、到着前の自動案内放送(7分25秒頃)がかかってから、車掌による到着案内(27分40秒頃)まで約20分、柿崎駅到着(32分12秒頃)まで約25分かかってます(笑)
柿崎からは通常速度に復帰。それでも遅れを縮めることはできず、直江津到着は約90分遅れとなっていました。
直江津で「しらゆき2号」下車。大幅遅れですが、運転打ち切りなどはなく終点の新井まで運行されるようです。トキ鉄の乗務員に変わって直江津駅を出発していきました。
なお、この「しらゆき2号」を最後に柿崎~柏崎間は強風による運転見合わせが続き、運行を再開したのは15時を過ぎてから。「しらゆき1号」「しらゆき4号」は運休したようです。
とりあえずはかろうじて直江津に着けたことを祝いましょうか。それからこれからどうしよう。ちょっと思案のしどころです。
(1/28の記事に続く)










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