特急「銀河紀南クシェット・昼」特急券・他

銀河紀南クシェット・昼

「WEST EXPRESS 銀河」、今までの記事は夜行ばかりでしたが今回は新宮から大阪・京都方面となり、こちらは昼行となります。
列車名が新宮行きが「銀河紀南クシェット・夜」でしたが、昼間の運行は「銀河紀南クシェット・昼」となり、列車名が変わってきます。このため、みどりの窓口で列車名選択の場合、慣れない人は戸惑うかもしれません。

なお、「WEST EXPRESS 銀河」をe5489で購入する場合、専用ページから予約する必要がありますが、「リクライニング」と「クシェット」に関しては通常のe5489ページから予約が可能です。

WE銀河予約

WEST EXPRESS 銀河の予約。通常予約から行く場合、乗り換えなしの区間を指定することが重要。

通常のe5489から予約する場合は、区間、日時のほか、乗り換え指定を「乗り換えせず利用する区間を指定」して全区間指定するのがポイント。すると・・・

検索結果

e5489の検索結果。リクライニングとクシェットが別列車として上がってきます。

このように別列車として上がってきます。
この検索の利点は「リクライニング」と「クシェット」が一度に検索できること。まあ些細なことではありますが、10時打ちでe5489を使う場合、「クシェットがダメならリクライニング」みたいな使い方だと威力を発揮します。頭の片隅に置いといてもいいかも。

さて、今回はいつものように株主優待を使用していません。
理由はもともと乗車予定ではなく、新宮から新大阪まで「くろしお」の「超特典チケットレス」を使うつもりだったからです。同区間は乗車券のみ株優でおさえ、「超特典チケットレス」で特急券を買うつもりだったのですが、いざe5489で「超特典チケットレス」を買う段階で「WEST EXPRESS 銀河」空いてないかな~とみてみたらクシェットが空いているではありませんか。するとほぼ反射的にチケットを押さえてしまってました(笑)

なお、海南までの理由は、新大阪まで乗車するとその日のうちに帰宅できないためです。海南で「くろしお」2本に追い越されるため、海南で下車して「くろしお」に乗り換えています。

ドカっとまぐろ丼

まぐろのセルフ販売

那智勝浦名物まぐろのセルフ販売。この日は入荷が少なかったためか、どこも「未入荷」もしくは数僅少でした。

10/10の記事から続く)

串本周遊したこの日は新宮に宿泊し、翌日は那智勝浦に出ることに。

那智勝浦の名物と言えばまぐろのセルフ販売(異論は認める)。以前もやりましたが、今回もやってみました。あらかじめ紀伊勝浦駅前の観光協会でセルフ販売店の場所を確認してもらい、いざ出発。

特急「くろしおサイクル11号」チケットレス特急券
特急「くろしおサイクル11号」のチケットレス特急券です。「くろしおサイクル」とは聞きなれない列車名ですが、「くろしお」のうち利用の少ない白浜~新宮間において、6号車をサイクリスト専用車として自転車と一...

ところが・・・

まぐろがねえorz

この日は入荷がなかったのかどの店も売りきれ、または臨時休業。かろうじて開いている店も数パック程度とかなり極少です。5店ほど回った段階で諦めました。

仕方ないので、お昼近くということもあったのでそのままランチに。
最初は定番の竹原と思ったのですが大行列。あきらめて大和に。

大和

「大和」は勝浦漁港にぎわい市場から左手に歩いて5分ほどのところにあります。

勝浦漁港にぎわい市場から海沿いを西に歩いて3分。卸売り市場の近くに「大和」はあります。特に並ばずに入れそうなので、そのまま入店。

DX大和丼

DX大和丼。バラの花のように積まれたマグロが一つ一つかなりデカイです。

DX大和丼。3000円也。丼にはみださんばかりのまぐろのトロ、赤身、そしてネギトロとかなりSNS映えしそうな陣容。
お値段もそこそこしますがボリュームもかなり多め。そしてごはんも多め。近海ものが多い那智勝浦のまぐろは遠洋で冷凍が多い三崎清水と違って基本的に生で処理されるのですが、しっとりした感触はさすがに生まぐろだけあります。惜しむらくはやや筋が多かったかな。

食後は温泉に。ホテル浦島かなあ・・・と思ってたら外来入浴が以前は1000円(館内食事で500円)だったのが2500円と大幅値上げ。これはちょっとパス。
無難に紀伊勝浦駅裏にある玉の湯で。(500円)海岸とは反対側にあるので観光客も少なく、入ったときは浴室は自分ひとりでした。

ゴロンとのんびり昼間の銀河の旅

紀伊勝浦に入線する「WEST EXPRESS 銀河」

紀伊勝浦に入線する「WEST EXPRESS 銀河」。となりにHC85系の「南紀」が停車中。

いよいよ帰る時間になりました。「WEST EXPRESS 銀河」を紀伊勝浦から乗車。列車がやってきましたが、3割ぐらいの乗車率。特にリクライニングシートは数人しかおらず、ガラガラです。
昼間運行の「WEST EXPRESS 銀河」に乗るのは初めてです。

クシェット

クシェットの車内。夜行と違って毛布がなく枕カバーのみです。そしてやはり昼間運行だったらクシェットは下段を取るべきでしょうね。

2号車のクシェットは赤、オレンジ基調の車内。下段を見ればわかりますが、ベッドがかなり低い位置にあり、座るのはちょっとしんどい。やはり寝てなんぼというのがクシェットでしょうか。

また昼間運行だとあちこち移動することも多いため、やはり移動しやすく景色も見やすい下段がいいでしょうか。クシェットの窓は天地方面に大きいですが、上記写真のとおり、座席によっては窓から景色ががっつり見える席と壁ばかりの席があるので注意。

まぐろ丼

川柳の「鉄火丼」1500円也。丁寧に、繊細に盛られたまぐろは、先の「大和」で食べたまぐろとかなり違います。

事前に紀伊勝浦の食堂「川柳」で鉄火丼(1500円)をテイクアウト済です。
「川柳」はかつては紀伊勝浦駅の駅弁を販売しており「マグロステーキ(鮪素停育)弁当」などユニークな駅弁を販売していました。しかし現在は駅弁販売は休止中。再開の予定はないとのこと。

食堂としての「川柳」は健在で、鉄火丼はテイクアウト可能ということで事前に予約しておき、乗車直前に購入です。1500円也。

海と鉄火丼

流れる景色を眺めながら鉄火丼を味わうのは至福のひととき。

こちらの鉄火丼は豪快に盛り付けられた「大和」の大和丼とはかなり異なり、繊細に盛り付けられています。こちらはスジとかは一切なく、また漬けまぐろではありますがかなりさっぱりした感じ。素材を生かしています。
紀伊勝浦を出て海を眺めながら鉄火丼をいただくのは至福のひととき。

周参見駅

周参見駅で小休止。沿線の特産品が売られています。

串本駅で名産品の販売をやっているのでどれどれと覗いてみたら、なんと昨日潮岬で購入した「本州最南端訪問証明書」がここでも100円で売られていました。これ、訪問したことになるんだろうか。。。

周参見でも地元のコーヒー店がコーヒーを出店。カップコーヒーが400円とやや高めですが、一杯購入。かなり濃いめというか深めの味が特徴です。

そして白浜駅に到着。ここで一気に乗客が乗り込みます。そうか、だから紀伊勝浦でガラガラだったのか。座席車も一気に満席に。
新宮~京都を結ぶ「WEST EXPRESS 銀河」昼間便ですが、実態は白浜以北の利用が多いようでどちらかというと周参見以南に送客したい和歌山県としては微妙なところでしょうか。

4号車ではみなべ梅酒の販売が

4号車ではみなべ梅酒の販売が紀伊田辺~和歌山の間で行われてました、梅酒の試飲をひととおりしてブランデー割りした梅酒を購入。

4号車のラウンジカー「遊星」では、日替わりでイベントが行われています。この日は、みなべ梅酒湯浅ワイナリーのアルコール漬けの日。なんてラッキーなんだろう(笑)

とりあえずいそいそと4号車にでかけ、ひととおり試飲をし、そして気に入ったブランデー割りの梅酒を購入。(このアル中野郎めw)

南部付近の太平洋

南部付近の太平洋は随一のビュースポット。しかしどんどん雲がでてきてますね・・・

もっとも4号車で品定めをしている途中で、南部付近で太平洋が広がると試飲のカップを抱えて窓にへばりついて太平洋を鑑賞。
もっとも晴れていた那智勝浦とは異なり、雲がどんどん垂れ込んできて今にも雨が降りそうです・・・

太平洋区間を過ぎると日没の時間。秋の夜はあっという間にやってきます。海南についたときは既に真っ暗になっていました。

ポストカード

紀南コースで配られたポストカード。

さて乗車証明書ですが、まずはポストカード。古座川を渡る「WEST EXPRESS 銀河」です。

台紙型証明書

山陽コースでも配られた「台紙型証明書」です。

台紙型証明書・2

台紙にはきっぷを挟み込むことができます。行きと帰りの「WEST EXPRESS 銀河」のきっぷを挟んでみました。

こちらは台紙型乗車証明書。きっぷを挟みこむことができます。何故か一か所挟み込むところが余ったので、行きのきっぷを挟んでみました。

こういうのがあるといい記念になりますよね。

(9/14の記事に続く)

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