行きは「つばめ317号」を選択。きっぷ券面は「早特7」と同じです。
帰り券に総発売額が記載されます。くじを4500円で購入し、座席指定時に1500円を追加するスタイル。
帰りはつばめ320号を選択。なぜか1月の三連休は利用可能だったのでありがたく使わせていただきました。
JR九州は2024年7月に枚数限定でJR九州アプリ上でくじを引いて、行き先を決定する「九州アプリくじきっぷ」ですが、10000枚限定ということで7/1の発売開始でわずか3日で売り切ってしまいました。
その夢今ひとたびということで、2025年1月1日から同様の「九州アプリくじきっぷ」第二弾が発売されています。基本的なルールは前回と同じ。
ただし、「平日用」と「全日用」の2種類に分けられ、「平日用」は前回からお値段据え置きながら3/19までの平日しか使用できません。なお、平日ならではのささやかな特典がついてきます。
一方、「全日用」は2/22～24の三連休を除く3/19まで使用可能ですが、値段が5000円から6000円に値上げしています。
「平日用」が5000枚、「全日用」が8000枚用意され、前回より発行枚数自体は増えています。
今回の「くじ」の行き先と確率は下記のとおり
・JR九州線3日間乗り放題・・・5％
・福岡市内から宮崎往復・・・5％
・福岡市内から鹿児島中央往復・・・5％
・博多から熊本/水前寺往復・・・45％
・博多から浦上/長崎往復・・・10％
・博多から大分/佐伯往復・・・30％
なお、宮崎往復は鹿児島中央で途中下車可能なので、事実上「鹿児島中央」往復の確率は10％です。
全日用6000円で考えると、新幹線利用の区間は行き先がどこでもお得。微妙なのが大分/佐伯。
・博多～大分（九州ネット早特３）往復・・・5100円
・博多～佐伯（九州ネットきっぷ）往復・・・10260円
博多往復では「ネット早特3」のほうが安くなります。臼杵・佐伯方面に向かえば元は取れますが、果たしてどれだけの人が行くのだろうか。
なお、「九州ネットきっぷ」なら博多～大分間往復6200円で、かろうじて「アプリくじきっぷ」より高くなります。
で、私はというと・・・
熊本があたりました。まあ、確率一番高いし仕方ないか。
まあ、妥当なところでしょうか。
クーポン詳細。800系が映ってますが、博多～熊本間は「つばめ」限定となります。
なお、行き先が「熊本」の場合、博多～熊本間は「つばめ号」限定となります。これは意外な落とし穴でしょうか。
券面は前回と全く同じ。新幹線指定券も乗車当日に座席指定しても相変わらず「早特」マークがついています。また、くじで4500円を支払い、座席指定時に平日用500円、全日用1500円を支払うスタイルも前回と同じです。
なお、ひいたくじは3/19までに使用することになります。
「変更できない」焦り
つばめ317号は800系での運転。夜行バスの運休が決まったとき、一瞬アプリくじきっぷが紙屑になる未来が見えました（苦笑）
なお、「九州アプリくじきっぷ」は列車の指定を行うと、ネット上では変更が一切できません。三連休なので席が埋まる可能性を考え、「つばめ317号」を早々と押さえました。
夜行高速バスで朝7時頃博多入りし博多駅で「九州アプリくじきっぷ」を引き換え、この「つばめ317号」に乗る算段で考えていました。朝7時着なら夜行バスが多少遅れても大丈夫だし、大雪とかで大幅に遅れたら小倉でバス降りて新幹線ですっとばす、とトラブル時の対応も万全だったのですが・・・
( ﾟ∀ﾟ)ｱﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ
なんでピンポイントで高速道路を止めるクラスの寒波が襲うかなあ・・・orz
高速道路が通行止めになれば夜行高速バスは当然のごとく運休。こうなると「アプリくじきっぷ」の「変更ができない」がネックになってきます。流石に高速バス運休で変更を受け付けてくれるほど甘くはない。
というわけで朝9時半までに博多駅に到達する必要があります。そこで、夜行高速バスで大阪に出て、そこから山陽新幹線で博多に向かう迂回ルートを取ることになりました。株主優待ってこういうとき本当に便利。
正直冬の九州はいつも雪に泣かされます。あまり九州は雪のイメージないのですけどね。
800系最前列席はあまり知られていませんがコンセントがあります。テーブルこそ小ぶりですが、スマホの充電とかに使えます。
「つばめ317号」は800系で運転。800系は2×2の座席がクローズアップされがちですが、壁席にのみ、コンセントがついています。他の新幹線のような大型テーブルはありませんが、スマホの充電などには便利です。
新玉名近辺で雪景色となり一瞬ギョっとしましたが、熊本市内に入ると雪はなくなり、無事定刻に熊本到着。
帰りはつばめ320号を利用。こちらも800系による運転です。
三連休初日に「つばめ317号」で熊本に向かい、三連休最終日に博多行き「つばめ320号」で博多に向かいます。2025年1月の三連休は南九州で降雪があったなど、相変わらず雪に付きまとわれましたが、このつばめ320号乗車時は冬型も緩み、問題なく博多に向かえるはず・・・でした。
筑後船小屋駅を発車すると左手にホークスのファーム用球場「タマホームスタジアム筑後」が見えます。筑後船小屋駅下車徒歩3分は非常にアクセスに便利。
筑後船小屋駅までは順調に進み、タマホームスタジアム筑後を見ながら加速していきますが・・・加速、しません。。。
どうやら筑後船小屋駅～新鳥栖駅の間で、架線に障害物がひっかかってるのが確認されたということで、徐行運転となるそうです。
もし本当に引っかかって外れそうになかったら架線の電気を止め、障害物除去作業が発生するため数時間の抑止も覚悟しなければなりません。どうか、どっか飛んで行ってくれ・・・と祈りながらしばらく徐行の景色を眺めているとやがて加速。飛来物はどこかに消えたようで、ほっとしました。
もっとも徐行の影響は抜けきれず、博多には定刻より遅れて到着。すると東京行き「のぞみ42号」がホームの向かいにスタンバイ。遅れた「つばめ320号」の客を迎え入れると、すぐに発車していきました。
新幹線といえど、飛来物一つで冷や汗かくことになるわけですが、最近この手のトラブルが多い気がします。なんかいい方法はないのでしょうかねえ。
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