10月に運行された臨時快速「SLぐんまきりゅう」の指定席券です。「SLぐんまきりゅう」は両毛線のSL列車としての運行で、信越本線SL同様折り返し運行ができません。このため、片道はSL、片道はELもしくはDLの形態をとることが多く、この場合「ELぐんまきりゅう」となります。
今回は伊勢崎行きが「ELぐんまきりゅう」、高崎行きが「SLぐんまきりゅう」となりました。
そのうち、高崎行きの「SLぐんまきりゅう」に乗車してます。
停車駅は全部高架の両毛線
上越線、信越本線のSLはかなり乗っていますが、両毛線のSLは実は初めて。ただ、両毛線の停車駅を見ると、前橋、伊勢崎、桐生とたしか全部高架駅だったはず。近代的な高架駅とSLの組み合わせはある意味新鮮です。
桐生で写真をとり12系列車に乗り込み、動画を撮るためにデッキに立って動画を撮影。伊勢崎で再度撮影のために降りるとなんかデジカメの様子が変です。まさか・・・と思って確認すると、
SDカード、入ってませんorz
いやあ、ここでやらかすとは思わなかったわ。今までの写真も動画もすべて保存されていません(爆)とは言っても今までの撮影内容が戻ってくるわけでもないので、デジカメをあきらめてスマホでの撮影に切り替え。
気をとりなおしてC61-20。こちらもすっかり高崎のSLではおなじみになりました。もう夕刻が近いので、夕日を浴びており特にボイラーが輝いています。これはこれで風情があるもの。
伊勢崎からは自席に座り、ゆっくりと外を撮影です。流石に東京に近いとあって、沿線のカメラマンの数が半端ない。普段はSL「やまぐち」ばかり乗っていると、高崎のSL等の吸引力の凄さが伺えます。
流石首都圏だけあってすごい人。これがずっと続くのだからちょっとびっくり。ただ写真奥の止まっている車の列はどうみても不法駐車のような気もするんですが(笑)
列車は前橋駅に到着。ここでも長時間停車です。
もっとも人が多い理由は後部のEF65もあるのではないでしょうか。このEF65はF型機と呼ばれ、長年東京~下関間でブルートレインをけん引しており、ブルトレの顔とも言える存在でした。このEF65-501号機はそんなF型機の唯一の生き残りですが、先日引退が発表されています。
DD51やEF64などは地元では普段から見慣れてますが、首都圏では引退となるようです。
こういうのも相まってたくさんの人が押し寄せてるのでしょう。
逆光だったのでホームから撮り直し。昭和を代表する機関車でしたが、令和の今まで残っていたと考えると感無量。
ただ、この記事を書いているときに、撮り鉄が暴走したというニュースが。
うーんなんというか、国鉄色381系「やくも」のラストランのときもそうでしたけど、どうしても一定数こういう人たちが出てくるのでしょうかねえ。
前橋駅ではSLが綺麗に撮れます。
前橋駅では反対側ホームから編成写真が綺麗に入ります。排雪用と思われるスカートをつけているため前面はかなりいかつい印象に。ところで右端に映っているゆるキャラっぽい着ぐるみはなんなんだろう。。。
客車の原色12系は実は貴重。
客車の12系もかなり貴重。JR西日本の12系客車が廃車されたので、青色で残るのはこの高崎に残った車両のみ。高崎のSLの客車では旧客のほうが人気ですが、気が付けば12系原色もここのみとなってしまいました。
伊勢崎、前橋と長時間停車して出発。電車なら50分の道のりを実に2時間かけて高崎駅に到着しました。
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