前回に引き続きアルピコ交通です。今度は有人駅で売られている入場券です。有人駅は2025年3月時点で北新・松本大学、新村、森口、波田、そして新島々の5駅です。このうち、土休日も営業しているのが、新村、波田、新島々の3駅。
今回はそのうちの「新島々」「波田」の入場券です。
なお、入場券については基本的に硬券となり、2025年3月以降も継続して販売の予定です。
バス乗り換え駅の「新島々」
上高地線の終点である新島々駅は電車とバスの乗り継ぎ地点となります。ここではバスと電車が両方ともアルピコ交通ということもあり、バスを基本的に新島々発着とし、電車に乗り換えさせることで、電車とバスの両立が図られています。
もっとも冬季は観光客も少なく上高地は閉鎖されるため上高地方面のバスはなく乗鞍高原・白骨温泉方面へのバスのみが運行されます。いわゆる温泉、スキー客向けですが、それでも夏場の賑わいとはかなりイメージが違います。
また駅前にはバスが多数止まっているバス車庫があるほかは谷間にあるということもあり、あまり民家は多くありません。大半の地元客は波田駅までに下車してしまい、新島々駅に来るのは観光客がメインだそうです。
また「新島々駅」ということは「島々駅」はドコにということになりますが、こちらは新島々駅の約1.3km先にありましたが、1983年に土砂崩れで線路が埋まってしまい、そのまま復旧せずに廃線となっています。
ここでは乗車券は基本的に窓口で発売となっていますが、そもそも観光客のほとんどが旅行会社のクーポンか、松本や上高地などで発売するフリーきっぷや通しの乗車券で来るため、一つだけある窓口はそこまで混まないそうです。
なお、きっぷ購入時は窓口に人がいないことが多いので、ピンポンを押して呼び出すことに。
町の中心にある「波田」
波田駅は波田町の中心部にある駅で、新島々も波田町内に含まれます。それだけに乗降客も多く、土休日も駅員が常駐しています。
また、松本を除けば唯一自動券売機設置がある駅で、入場券以外はこの自動券売機で購入することとなります。
一方入場券は有人窓口での購入となります。
波田駅は立派な駅舎を持った駅です。。。が、その横にある「はたはたランド」っていったい何・・・?と→の方向を見ると、ATMコーナーと空き店舗とコインランドリー?らしきものがありますが、何か特別なものは見当たらず。
駅近くにスーパー「デリシア」があり、そこで食料を補給。地元名産らしきものないかな・・・?と物色したものの、あまりコレというものはなし。
ホームは島式ホームで1面2線で交換可能。なお、2/28までは終日駅員がいましたが、3/1から始発から19時までに変更となり、入場券は有人の時間帯のみの販売となるため購入時はご注意を。
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