「宇治・大津・紫式部めぐりパス」のセットのうち、京阪大津線と石山寺の参拝チケットなどがセットになった「紫式部大津周遊チケット」です。単体で購入すると2000円。
京阪大津線全線と、京阪バス石山駅~石山寺山門前、石山寺入山券、「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」入場券がセットになっています。
チケットは台紙と磁気カード、そしてドラマ館などの引換券がセットになっています。台紙は単体購入版とこの「宇治・大津・紫式部めぐりパス」引換版でデザインが全く異なります。わざわざ分ける理由はわかりませんが、コストがかかりそうではあります(笑)
JR東海ツアーズ(EX旅パックなど)旅行会社で発売しているのもこちらのデザインになります。
ただチケットが京阪のいつもの黄色の汎用デザインなのが残念。発行場所が京阪線の天満橋となっていますが、あらかじめ印刷していて駅においていたようで実際の引き換えは大津線の皇子山・・・じゃなかった京阪大津京駅で行っています。
やはり大河ドラマの影響は大きいか。
石山寺は、京阪電車石山寺駅かと徒歩15分、約1kmほど離れているため、歩道が設置されています。紅葉のシーズンを除けば比較的落ち着いているのですが、やはり大河ドラマ効果か、かなりの人出です。
石山寺は西国三十三カ所札所めぐりのうちの一つで、自分もそのとき以来の入山となりますが、前回訪問時は紅葉のシーズンでかなり混みあっていたものの、この日もかなりの混雑。
9月のここまで混むのは珍しく、さすが大河ドラマパワー恐るべしというべきか。
山門から500mほど歩くと入山券売り場があり、ここで引換券を入山券に引き換えます。見学できる施設の範囲によってチケットが4種類ほどあるので、どの施設まで見学できるのかあらかじめ確認しておきましょう。
入山券売り場のすぐそばに「石山寺・大河ドラマ館」が。こちらは、石山寺と大河ドラマとの結びつきなどを中心に展示されています。展示内容は宇治より多め。
一方、石山寺はそこから階段を上って上がる必要があります。
ちょうど団体様が来ていたようで、札所巡りの御朱印をいただくための行列がずらり。また本堂内陣参拝は別料金となっています。(500円)
そして、石山寺には紫式部が「源氏物語」を執筆したとされる「源氏の間」や、紫式部の像などが。前者は、本堂にあるため階段を上がっていくと比較的すぐ見つかりますが、後者は石山寺山内を周回しないとたどり着くことができません。それでも両方ともかなりの人だかりが。さすが大河ドラマ効果というところでしょうか。
琵琶湖に浮かぶ大型船とデカ盛りオムレツ
参拝と見学を済ませて石山寺駅に戻り、京阪電車で浜大津へ。今は「びわ湖浜大津駅」というそうですが、個人的にはいまいちしっくりきません。
この交差点の眺めは好きで訪問するたびに毎回撮っている気がします。
この日は浜大津駅周辺でジャズフェスティバルが行われ、あちこちでジャズの音が。
音楽を聴きながら浜大津港へ向かいます。
浜大津港では、琵琶湖最大の船である「うみのこ」と2番目に大きい「ビアンカ」が並んで係留中。1000トン越えの客船が湖に浮かぶ様は、かなりの迫力です。
「ビアンカ」はクルーズ船として認知度は比較的高いですが、「うみのこ」は滋賀県の小学五年生を対象にした教育船であまり県外には知られていません。このためか、不思議な顔をする人も多数。
浜大津港の近くに複合施設「浜大津アーカス」があり、ここにPダイニングが出店。確か京都発祥のオムライス店だったはずですが、こちらにも進出してたのですね。
京都駅アバンティにあるPダイニングには総重量4kgのオムライスがあり、確か40分以内完食で無料だったはず。
こちらは・・・と覘いてみると流石にそんなメニューはなかったものの大盛りメニューは健在。
写真はドッカーンオムライス。オムライス2.5人前におかず山盛りというかなりのヘビーコース。2200円。オムライスはそこまで厳しくなかったものの、オムライスの影に隠れたからあげが見た目以上に量があり、最後ちょっと苦しくなってしまいました。
もともとこの店は通常メニューでも量が多めなので、小食の方は近寄るべきではないかなあ。
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