DLやまぐち号の指定席券です。
2013年の中国地方の集中豪雨の影響で、現在も山口線地福~津和野間が運休になっています。
本来ならば新山口~津和野間を結ぶ「SLやまぐち」が運行されていますが、この運休のおかげで地福~津和野間が運休となり、新山口~地福間での運行となりました。
牽引機はC56+DD51のSL+DLの重連牽引。地福駅には転車台、側線がないので、
機関車の方向転換することができず、下りはSLを先頭にSL+DLの「SLやまぐち号」一方、上りは、DL+SLとなりDLが先頭となるため、「DLやまぐち号」となりました。
さて、運休区間の地福~津和野間は、鉄道代行バスのほかSLやまぐち号連絡の無料のシャトルバスが運行されています。津和野を14:45~15:30の間で客が溜まり次第運行という結構アバウトな運行です。
バスは約30分で地福駅に到着。
地福はいたってのどかな無人駅。SLのパネルなどが展示されています。どうみても地福~津和野運休中に仮設で作ったとしか思えないKIOSKが営業中。
実際駅の周辺は飲み物等を買える店は見当たらないため、このKIOSKがある意味生命線です。
地福駅ではDD51を先頭に「DLやまぐち号」がスタンバイ。
JR東日本のSLは基本SLの運転台に入ることは禁止していますが、西日本のSLはこのあたりおおらかなようで、運転台に入って座席に座って記念撮影とか結構いろいろやってます。
展望車と、SLの前面がハチあわせの構図はあまりみかけないですね。
で、展望車側から撮影すると、SLの「お面」が全面にでーんと。かなりの迫力です。ただし、さすがに煙の直撃を喰らうためか、開放デッキは立ち入り禁止となっていました。
今回利用したのは1号車の展望車風。車内は大体5割程度の入りで、やはり運休の影響が出ているようです。
途中の篠目駅で撮影タイム。全線でほぼ唯一の前面からの撮影が可能な駅なので、ここで撮影する人が多いです。
DD51に「やまぐち」のヘッドマークもなかなか似合ってます。
長門峡では道の駅から恒例の歓迎(というか手振り)を受け、町に入ったかと思うと山口駅。
ここからは平野部を走行します。この区間は結構スピードが出るので個人的には好きですね。
「DLやまぐち」の記念乗車証は、シールタイプでした。地福折り返し運転専用の乗車証明です。写真からして昨年秋の復活運転のものかな?
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