玉里は「ユーリー」と呼ぶようです。玉里駅に描かれたゆりの花はわざとかな?
てなわけで今度は玉里から花蓮まで2度目の普快で移動です。
乗継時間が多かったら名物の玉里麺、あるいは燒仙草も考えたのですが、列車が遅れた事もあって単純に乗り換えのみとなりました。
駅の中線ではこれから花蓮行きとなるディーゼルカーが準備中。
かなりボロそうな気動車ですが、これがかつて世界最速の気動車として有名だった特急「光華號」で使われてた車両(DR2700型)です。1966年製だったかな。
その特急車両ですが、さすがにクーラーはなかったからか、現在は田舎でのんびり余生を送っています。
側面の行き先サボには手書きに「往花蓮」の文字が。ちなみに「花蓮行き」という意味です。
さすがに何度も見れば意味ぐらいわかる。
車内は扇風機がうなりを上げて回っていました。
沖縄よりも南の台湾。6月ですからそりゃ暑い。
だからか知らないけど、運転士はシャツ一枚で運転。なんておおらかな。
座席は元特急用ですから2人掛けの回転クロスシート。でもところどころスプリングが壊れてて椅子がへこんでいるところがあるのはご愛嬌。
窓のたてつけも悪く、開けようとすると3枚に1枚はマトモに開いてくれません。
元世界最速なだけあって、走りっぷりは実に豪快。
こんな田舎でチマチマではなく、特急で乗りたかったなあ。
花蓮に到着するとあたりはすっかり真っ暗に。
宿のおじさんに送迎してもらい、チェックイン後、夜の花蓮の街に繰りだしました。
花蓮の繁華街の様子。意外と日本の光景に近いです。
セブンイレブンやファミリーマートといったコンビニもあり、立ち寄ってみたいのですが店によっては店員が積極的に声かけしてくるので、中国語がさっぱりわからない私は右往左往(笑)
まずは日本でも有名な「液香扁食店」へ。「扁食」とはワンタンという意味で、文字通りワンタンしか売っていません。
花蓮には扁食専門店をやたら見かけますが、ここが一番有名だそうです。
店内に入ると数人のおばさんが分担して餡をワンタンの皮に詰めていました。餡から完全手作業っぽい。
10個いりのスープで60元(約200円)。見た目以上にボリュームがあります。
スープにある緑色のものはセロリで、味にアクセントをつけてくれます。もちろんワンタンも満足。
続いては「公正包子店」へ。小包子がメインのお店です。写真の「24H」のとおり24時間営業です。
こっちはすごい行列が。
1個5元(約18円)の小包子は小さな肉まんといった感じですが、これがうまい。汁が入っている台北の小包子とはややタイプが違いますが、日本人的には肉まんに近いこっちのほうが合うかも。
10個喰ったらもう何も喰えん・・・ってしまった、小包子の写真撮るの忘れてた(笑)
明日は台北に戻りますが、きっぷ取れてないんだけど大丈夫かな・・・?
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