JR東日本のジョイフルトレイン、「びゅうコースター風っこ」を使った只見線の臨時列車「風っこ奥只見号」の指定席券です。
毎年紅葉の季節に運転されることが多いようです。
風っこ2両に控車としてキハ48が連結されています。
この日は会津若松は曇り空。やや肌寒い天気。
なので最初は風っこの側面は風除けとしてビニールで覆われていましたが、客から開けてくれコールがかかり、途中から全開になり、外の風を思いっきり受けることになりました。
幸いにも天気はどんどんよくなり、終点の只見につく頃には晴天のいい天気になりました。
只見駅からは、一緒になった老夫婦とタクシーに相乗りして田子倉ダムへ。
日本有数の規模を誇る田子倉ダムは紅葉のピークとあいまって非常ににぎわっていました。
田子倉ダムから田子倉駅までは歩いていきます。
徒歩40~50分程度かかりますからちょっとしたハイキングです。
道中のもみじは美しく、それほど疲れは感じませんでした。
ときどき只見線とクロスし、やってきた列車を撮影しながら、しばらくすると駅とは思えない田子倉駅に到着。
秘境駅ランクでも上位に位置する田子倉駅ですが、周囲は当然のことながら生活の匂いが全くありません(笑)
まるで倉庫のような駅舎に入り、全く整備されていない砂利道と階段をおりると、コンクリートでできたホームが現れました。
駅名標などは国鉄時代のままで、廃駅といっても差し支えない感じです。
田子倉駅から小出行に乗車すると、さきほどの老夫婦と再会。
夫婦と今までの話をしながら列車は浦佐に向かっていきました。
田子倉駅ですが、国道252号線沿いなので車やバイクでこられる方が多いようです。
でも紅葉の期間中は田子倉ダム~田子倉駅を歩くのもいいとおもいます。新しい発見がありそうですね。(ただしくれぐれも車には注意。)
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