快速「ありがとうきのくにシーサイド2号」指定席券

20071227

臨時快速列車「ありがとうきのくにシーサイド2号」の指定席券です。
きのくにシーサイドは当初は熊野泊のキャンペーンとして白浜~新宮間に登場。
その後はJR西日本の臨時快速列車の顔としてJR西日本はもとより、JR四国にも乗り入れました。
旧特急グリーン席をフルリクライニング可能なままボックス配置にするという思い切った配置は、臨時快速列車でも屈指の豪華な設備で、
天王寺~新宮、広島~下関、高松~松山といった長距離列車でもしばしば起用されていました。
夏~秋は「きのくにシーサイド」、冬~春は山陰地区の臨時列車がパターンとなっていましたが、
ここ数年は山陰への運転もなくなり、もっぱら「きのくにシーサイド」としての運転が主となっていました。
夏場のかきいれ時にくろしお系統は満席なのに、「きのくにシーサイド」はガラガラだったり、
昨年運転された「聖なる森熊野古道2号」のときは、あまりのガラガラっぷりに少々不安になりましたが、やはり老朽化と利用客の減少が今回の打ち切りになったということでしょう。

20071227_2 さすがにこの日はガラガラということはなく、客がかなり乗っていました。
えいとサマと同乗。ラウンジカーでは生ビールの販売があるということで、即ラウンジカーへ移動。
生ビールを飲みながら、外の風を浴びて移動するのは爽快でした。

海沿い区間は南部付近と海南付近の一部のみですが、やはりこの区間にくると視線は海に集中してしまいますね。

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