「南小谷→中土」乗車券

南小谷駅から180円の乗車券です。
オレカで買ったことを示す「カ」マーク以外何の変哲もない自動券売機で買った乗車券・・・と思いますが、
金額の上部の「中土経由」の文字が入っているのが、通常の乗車券と違います。
通常は「東日本会社線」とか「西日本会社線」とかが入りますが、南小谷駅の場合、南小谷から南がJR東日本、北がJR西日本となっているため、きっぷ購入時にどちら方向に買ったのか選択する必要があります。
このため、購入したきっぷにはどっち向きのきっぷかわかるようになっています。

今回は南小谷から北方向(JR西日本)の方向に向かうため、「中土経由」となりました。
しかし、180円区間の駅は中土しかないので、単純に南小谷→中土にしてもいい気がします。

さて、この乗車券は別に意味もなく買ったわけではなく、「北陸おでかけパス」を使っての旅行中に、南小谷に飛び出す必要があったためです。
「北陸おでかけパス」では中土までしか乗れませんから、別途買うことになったものです。

大糸線のうち、南小谷以北は気動車が活躍しています。
国鉄時代の旧式気動車が国鉄時代の色をまとって活躍する姿は、沿線の風景も手伝って、なんだか時代錯誤してしまいそうです。

写真は平岩駅でのものですが、上記のきっぷ+北陸おでかけパスで旅行時に昨年撮影したものです。キハ52+キハ58+キハ28の3両編成ですが、回りの雰囲気とあわせ、30年前のものです、といわれてもなんだか通用しそうな感じです。
(よく見ると、「糸魚川」の方向幕は30年前はなかったはずなので、見分けはつきますが。)

さらに停車中に南小谷行きと交換。駅名標でJR西日本とわかりますが、国鉄時代のツートンカラーは貴重。

 

終点糸魚川駅では旧越美北線色のキハ52が客待ちをしていました。大糸線のキハ52は車両ごとに色を変えているため、特に撮り鉄に人気があるようです。

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