「富良野->幾寅」「幾寅->富良野」乗車券

幾寅->富良野の乗車券
富良野->幾寅乗車券

こちらは「富良野->幾寅」の乗車券。マルス券になります。

2024年3月31日限りで廃線になる根室本線富良野~新得間ですが、富良野からその間にある幾寅までの乗車券です。
富良野から幾寅まではあらかじめ滝川駅で購入(滝川~富良野間は別のきっぷを使用)幾寅から富良野までは幾寅で購入しています。
滝川駅での購入は当然マルス券ですが、幾寅(南ふらの物産センター)はマルスがないので常備券になっています。
当然ながら廃止後はこれらのきっぷの購入はできなくなるので、特に常備券はかなり売れているようです。

雪の根室本線

キハ40

宗谷色のキハ40。JR北海道のキハ40自体来年3月に全廃予定です。

滝川5:49発の東鹿越行き。これが午前中唯一の東鹿越行きになります。

ただし、2024年3月16日から廃止日前日の3月31日までは午前に1本増発されます。

前回乗車時は自分ひとりでしたが、流石に廃止一か月前となると同行の士が数名。ただ、この列車に滝川から乗るためには前泊するしかなくなかなか難易度は高いものになります。

新得駅入場券(北の大地の入場券)
新得駅の「北の大地の入場券」です。表面はトマム~新得間の丘陵地帯を走行するキハ283系気動車です。ただし、既に石勝線からは昨年引退。今年から「オホーツク」「大雪」で運行されています。裏面の地図は新得か...

滝川駅で待っていたのはJR北海道色と旧急行「宗谷」色のキハ40の2両編成。
宗谷色は特急化される前の「宗谷」「サロベツ」「利尻」といった列車にキハ400形として運用されていたときの塗装です。根室本線滝川口はキハ40の活躍が狭まった結果限定色の宝庫となっており、何かしら限定色が走っている状況です。
芦別で1両切り離しで1両で東鹿越に向かいます。

テント

冬季名物、かなやま湖上のワカサギ釣りテント。一度体験してみたい・・・

富良野で大量の乗客を乗せ。廃止間際にふさわしい?混雑に。
途中のかなやま湖は結氷しており、ワカサギ釣りを楽しむテントが出現中。ただ、一部結氷していない箇所もあるようでちょっと湖上を歩くのは怖いかも。

かなやま湖沿いを走ると終点の東鹿越に到着。代行バスに乗り換えです。

代行バス

代行バス新得行き。8割ぐらいの人を乗せて発車。

東鹿越に着くと、代行バスに乗り継ぐ人とそのまま折り返す人ほぼ半々のようです。自分は代行バスに乗車。10分ほど走って8:15頃目的地の幾寅駅に到着です。

幾寅駅

幾寅駅。ただし駅舎名の看板は幌舞駅となっています。

幾寅駅で私を含めた数人が下車。
幾寅駅は映画「鉄道員(ぽっぽや)」のメイン舞台となった駅で、それが一部残されています。また、幌舞駅舎自体が「鉄道員」の展示スペースとなっています。

幾寅駅到着直後は駅舎はガランとしていましたが、ほどなくして南ふらの情報プラザの係員がやってきて、幌舞駅の展示スペースの鍵を空けます。
ついでに隣接する南ふらの情報プラザ で記念品などの販売やってるのでお立ち寄りください、とのこと。

南ふらの情報プラザ

南ふらの情報プラザ。開館時間は8時半から19時(冬季は17時)。年末年始を除いて年中無休。

その南ふらの情報プラザですが、ホームページでは9時からとなっていますが会館入口記載の開館時間は8時半から。どっちが正しいのかはさておいて、8時半過ぎに行くと既に開館していました。なお年末年始を除いて原則年中無休で冬季は17時まで、冬季以外は19時まで。

お土産コーナー

根室本線グッズなどが売られているお土産コーナー。富良野行きの常備券や北の大地の入場券の購入もここで。

中に入ると根室本線関連グッズや映画「鉄道員」グッズなどが売られています。ここで富良野行きの乗車券を購入することに。また北の大地の入場券や、幌舞駅入場券なんかもついで買い。

しばらく散策していましたが8:59発の東鹿越行きの代行バスで東鹿越に戻りました。
幾寅駅散策は45分ほどですが、駅や周辺散策には程よい時間ではないでしょうか。

東鹿越

東鹿越で発車を待つ滝川行き。行きに乗った列車が折り返していきます。

東鹿越の到着すると行きに乗ってきた列車が客待ち中。
東鹿越折り返し組と合流します。全員が着席できる程度の乗車率で東鹿越を発車。早朝に降り続いていた吹雪はいつの間にか止んでいました。

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