稚内駅入場券・他

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日本最東端の駅東根室の入場券に続き、こちらは日本最北端の駅、稚内駅の入場券です。
稚内駅の入場券は通常のマルス券のものとは別に、硬券のものも存在します。
通常のB型硬券と、観光記念の絵柄が入ったD型硬券がセットになっており、セットで購入すると日本最北端の駅の証明書がくっついています。

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稚内駅は2011年4月3日に駅舎移転が行われました。
訪問時期が移転直前だったので、旧駅舎と新駅舎が並んでいます。そして、工事の関係上、証明書の写真に出ている最北端の立て札は撤去されていました。20110815_6
新しくできるものもあれば、なくなるものもあります。
旧駅舎内になった、日本最北端の駅そば屋「そば処宗谷」も、旧駅舎閉鎖とともに閉店することになりました。
思えば、夜行列車「利尻」で、早朝の稚内駅に降り立ち、改札を抜けると左手奥からそばのダシの香ばしい香りが漂ってきていました。
真冬の吹雪の稚内で、この暖かいそばを食べるのもひとつの楽しみでした。
ここのそばのだしは、土地柄か昆布だしが猛烈に効いたやや癖のあるだしで、それがあの香ばしい香りの原因だったのではないかと思います。

「利尻」廃止後も朝6時から営業していましたが、さすがに客足が減り、そして新駅舎移転にからんで閉店することになりました。(同時に稚内駅キオスクも閉店しています。)
これに伴い、日本最北の駅そばは音威子府ということになるのでしょうか。
一方、「稚内かにめし」を販売していた駅舎内の食堂「ふじ田」はいったん仮店舗での営業の後、新駅に移るそうで、「稚内かにめし」は残るそうです。

なお、4月3日には新駅開業記念の入場券が稚内駅で売られています。

 

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「稚内駅入場券・他」への3件のフィードバック

  1. はじめまして、Raveと申します。いつも拝見させていただいております。

    稚内駅の硬券入場券ですが、私が訪問した去年の8月の時点ではB型1種類、D型がカラーとモノクロで2種類の3種類が設備されていました。D型カラーは発売されていなかったのでしょうか?私のときは券番が8700台でしたので気になります。ちなみにB型は9800台、D型モノクロは3500台でした。もし、設備廃止されていたら残念です。

  2. いつもお世話になっております。
    6月に北海道フリーパスで訪れたとき、旧駅舎はなくなっており、夕張駅と同じような小さな新駅舎の改札近くに、最北端の線路の看板が置いてありました。蕎麦屋さんも、はなたび利尻で午前6時前に到着した時やスーパー宗谷2号に乗車する前に利用したことがあります。音威子府の黒いそばと違い、だしに癖のあるところが私にも合っていたのですが、利用できなくなりました。駅舎内の風情もなくなり、何だか残念です。

  3. >Raveさま
    手元のを見ると、B型は2038、D型は6638ですので、1週以上してなければ半年で両方とも3000枚程度売れた計算になります。
    カラーはあったかなあ・・・売り切れだったような。

    >抹茶パフェさま
    あのそば屋は全国的に有名というわけではないのですが、なんとなく寄りたくなる雰囲気を持っていましたね。
    なくなったのは惜しいと思います。

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