名古屋からの乗車券+新幹線自由席特急券です。
このように乗車券と特急券が一枚になったきっぷを一葉券と呼び、乗客側としてはきっぷを2枚持つ必要がないため、便利なものの、変更とか払い戻し等をする際の取り扱いに面倒なことがあることなどから、必ずしも主流にはなっていないようです。
また、昨今ではこの一葉券の発行もあまり見かけないような気がしますが、気のせいでしょうか。
また、これは名古屋駅の指定席が発行できる自動券売機で購入したものですが、窓口でも一葉のきっぷを買うことができます。
さて、このきっぷを見た連れが一言、
「このきっぷは4日間使えるの?」
一瞬?と思ったのですが、券面を見ると、「乗車券2日間、自由席券2日間有効」となっており、
きっぷのしくみが全くわからないと両方足して4日間使える?なんてあらぬ誤解を受けそうです。
もちろん特急券と乗車券は同時使用ですから、4日も使えるわけありませんが、たとえばj乗車券、自由席券とも「9/21から2日間有効」、とかすれば誤解も減るのかな?と思ってみたり。
コメント
業務効率化にもなりますから、初期のマルス発行券には一葉化したきっぷがよくありました。乗車券・特急券・グリーン券の組み合わせもありました。
そういえば、硬券にも乗急の一葉券というのがありました。
そういえば先日米沢駅や山形駅のみどりの窓口で、
駅員が「乗車券と特急券を1枚でおだしします。このまま改札を通ってください。」
と丁寧に説明していたのが印象的でした。
別に珍しい存在になったわけではないようです。
はじめまして。よろしくお願いします。
確か、2005年3月31日以前は、山陽新幹線を含む区間ではマルスでの自由席の一葉券の発券が出来ませんでした。自動改札の未整備や、本文にもある変更や払い戻しの煩雑さが原因だったようです。
現在でも、旅行会社の結合端末での発券を中心に、2枚に分けて発券するケースにしばしば出くわしました。その件について係員に尋ねたところ、やはり前述の変更などの関係だったようです。機能は追加されていたので、一葉での発券もありました。また、JR西日本のある駅では、他社関連が入る場合の前売りは、出来るだけ2枚に分けているとの話も係員から聞きました。
一方、JR九州のE-POSやJR北海道の総販では、在来線の自由席の一葉券も発券できますが、現物を見る限りは、経由表示がある点などから、北海道の方が様式としては完成している気がします。九州の場合、何故か小倉~博多を含む区間に、会社識別の記号(・・・・□□□□・・・・)がありませんでした。
>>105系F11さま
ありがとうございます。
山陽新幹線の自由席が一葉で出ないのは以前から知っていましたが、改められていたのですね。
総販やE-POSの一葉券は手元にありますが、たしかに総販のほうが結構みやすかったと思います。