特急「サロベツ4号」「ライラック36号」指定券(ANAきた北海道フリーパス)

サロベツ4号指定券
ライラック36号

旭川から乗り継いだ「ライラック36号」旭川で乗り継いで指定券を発券した場合、1列車分として発行されます。

ANAきた北海道フリーパス」を使用して、稚内から札幌までの「サロベツ4号」及び「ライラック36号」の指定券です。ANAきた北海道フリーパスは指定席が4回分利用できますが、このうち、旭川で改札を出ずに「サロベツ」と「ライラック」を乗継すると、指定席は2列車分を1回としてカウントされ直通の「宗谷」と比べても不利にならないように考慮されています。

指定席券売機で指定を取るときも、該当する乗継は使用する指定席の回数が1回分である旨の表示がされます。

「サロベツ」と接続する列車は座席数の多い「ライラック」に固定されており、「カムイ」は使われません。まあ「カムイ」用の789系1000番台はグリーン車ありませんですしね。

バーガーにチーズを載せよう

デノーズ

バーガーショップ「デノーズ」駅から徒歩3分ほどのところにあります。

(1/1の記事の続き)

抜海&利尻富士を堪能したあと稚内駅に戻るとちょうどお昼。
ならば・・・と、久々にバーガー店「デノーズ」へ。

看板メニューは、米軍仕込みの巨大ハンバーガー! 港まちのレトロ喫茶〈デノーズ〉|おでかけコロカル 北海道・道北編
稚内駅を中心とした中央地区は、常連さんに何十年も愛され続ける、宝物のようなお店がたくさんあります。そのひとつ、もと米軍将校のお抱え料理人だった先代が稚内にたどり着き、始めたお店が〈デノーズ〉。

店の壁面にイタリア国旗に中世の騎士らしき人が描かれていますし「デノーズ」自体イタリア語っぽい響きですが、中身は米軍仕込みのバーガー。
そして稚内の町自体がロシア関連の店が多いこともあって、なんだか国際色豊かな感じになっています。

ここの名物がなんといっても「スラッピージョー」

スラッピージョー

「デノーズ」名物のスラッピージョー。手元の6,5インチのスマホよりはるかに大きい直径18センチのバーガーにチーズがかけられています。

直径18センチのパンズにチーズが全面に乗せられたまま鉄板の上で焼かれたバーガー。もちろん手にとって食べるわけにもいかず、ナイフとフォークで切り分けて食べる必要があります。
コロナ前に訪問したときは1000円ちょっとだった気がしますが、2024年2月時点で1800円と、ハンバーガーとしてはやや高め。というか、1000円ちょっとの時代が安すぎたとも思いますが。

ナイフで切り分けると、中はふわふわのパンズがお出迎え。このふわふわのパンズとどろっとしたチーズ、そしてジューシーな肉とあわせて食べるのがここの流儀。
最初はあまりの大きさに圧倒されますが、チーズの中に隠されたふわふわのパンズがクッションとして働くようで、当初の圧倒的な大きさと比べて完食自体は比較的容易じゃないかと思います。

冬の利尻富士

稚内駅

現在の稚内駅の車止め。旧駅舎時代から引き継がれてきたものの一つです。

稚内駅に戻ると「サロベツ4号」が客待ち中。なお、この「サロベツ4号」はオフシーズンの火、水、木は運休なので要注意です。
客は2割ほどで出発。南稚内を過ぎて、稚内市街から分かれを告げます。

利尻富士

少し雲はでてきましたが綺麗に雪化粧した利尻富士が車窓から見ることができました。
これだったら空路稚内空港入りも悪くないんですが、流石にその選択は無茶かな?

南稚内~抜海の利尻富士が見える区間ですが、綺麗に見渡すことができました。流石に冬の晴れ間ということもあって、「サロベツ」車内からも利尻富士の稜線がくっきりと肉眼で確認することができます。

これだけ晴れるとこの利尻富士が見える区間はどんどん伸びます。

豊富駅

豊富を過ぎたあたりの利尻富士の姿。
条件が良ければ豊富以南でも利尻富士が見えることは知ってまいsたが、ここまでくっきり見えたのは初めてかも。

上記の写真は豊富~下沼間で撮影した利尻富士の姿。この区間でも構図的には旭川方面進行方向右側の正面に利尻富士が来ることは知ってましたが、山肌の陰影がくっきりわかるほど明瞭に見えたのは初めてかもしれません。ちなみに利尻富士の下に見える森林らしきものがサロベツ原野です。
これまた山が見えなくなるまで夢中に写真を撮り続けていました。

幌延で利尻富士とはお別れ、ここからは天塩川沿いの光景となります。

天塩川

天塩川沿いの光景。やはり全面結氷はせず、ところどころ川の流れが見えます。

その天塩川ですが、前日同様全面結氷はせず、ところどころ氷が割れていました。もしかしたら2024年の春は早いのかもしれません。
前日と違って晴れたまま旭川に到着。ずっと雪晴れの景色を眺めていると、雪の反射光でかなり目が疲れてしまってました。何事もほどほどがいいのでしょうか(笑)

ライラック36号

ライラック36号。「サロベツ」の普通車にはコンセントがなかったので、ここで充電してバッテリーを回復。

そして「サロベツ4号」のキハ261系気動車には普通車にコンセントがなかったのにもかかわらず、利尻富士を中心に写真を撮りまくってたので、旭川に到着時はデジカメのバッテリーがほぼ干上がってしまうことに。

「ライラック36号」は789系0番台6両編成。当然のようにコンセント付の1号車を確保し、着席するや否や速攻で充電開始です。
今回デジカメ用のバッテリーを予備入れて2つ持ってきていましたが、2つとも1日足らずで使い切ってしまったのはおそらく初めてです。後で見直したら利尻富士だけで数百枚近く写真を撮っており、
完全に「利尻富士」に魅了されてたんだなあ、と思わずにはいられませんでした(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました