台鉄「自強(太魯閣)」第217次乗車券

20131125
台湾一周もいよいよラスト。宜蘭から台北までは、「自強號」(太魯閣)で向かいます。
台鉄の最優等列車である「自強」のうち、新型のTEMU1000型と呼ばれる列車については愛称として「太魯閣」の名称がつき、きっぷにもその旨記載されます。
通常の「自強」と「太魯閣自強」については運賃は同じですが、太魯閣については満席の際に発行される立席券「無座」は発行されないきまりとなっています。そのため、満席だと列車自体乗れません。

さて、このきっぷは蘇澳新駅の窓口で購入しましたが、ちょっとひと悶着が。
まずはとりあえず慣れない台湾の時刻表とにらめっこ、これときめて紙に書き、窓口の駅員に提出。
駅員はこれを見て入力を開始します。ここまでは良かったのですが、ここでキーボードの指が止まって、なにやら言ってきます。・・・・中国語わかりません。。。。
駅員も必死に言いますが、こっちはさっぱりわからず。しばらくお互い悶々としていると、別の駅員が「Can you speak English?」

おおっと、ここで英語か。中国語よりはマシだろうということで「Just a little…」と返し、今度は英語で交渉開始。
そこでわかったのは自分が指定した列車が既に発車した列車いうこと。あららら、なんといううっかりミス。
今度は窓口にあった対号列車の時刻表とにらめっこして、指差してで「タロコ」とお願い。
駅員は即座に端末を叩いて、「OK」っとニッコリ。こっちも思わずニッコリ。
お金出してきっぷ引取り時に自然と駅員と握手してました。

そんなわけで宜蘭からの「太魯閣」です。
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見た目はJR九州の振り子型電車885系そっくり。
設計最高速度150km/h 営業最高速度130km/hの台湾初の振り子型電車です。

内装も思いっきり日本風です。■の窓枠がJR九州っぽい。
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振り子電車ですからカーブでもそれほど減速せずにガンガン攻めます。今までの「復興號」や区間車とはまるで違う韋駄天ぶりを発揮し、宜蘭から約1時間で台北駅に到着しました。

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「台鉄「自強(太魯閣)」第217次乗車券」への2件のフィードバック

  1. 太魯閣号乗車おめでとうございます。またご快癒何よりです。小生乗車時にはまだ台湾の方々は慣れておらずテーブルの位置がわからない(肘掛下タイプは台湾にはない)、高速走行が原因のトイレ「的外し」多発による悪臭発生(テレビで日本製脱臭剤搭載が放映された!)、ご当地文化の無座乗車等がありました。搬入時には信じられないハプニングがあったものの今はプュマ号も就役しました。噂によると東部幹線非電化区間は例の「JR北海道事案」のため、高速振子DLは止めて電化すると聞いてます。今後も鉄ネタが尽きない台湾です・・・・ばーばーさんのせいで台湾行エアをとってしまいました(笑)

  2. 私も来年1月も台湾行く予定あります。
    そのときは今回未乗だった列車に乗ろうかと思います。
    旧客は外せないでしょうが・・・

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