e5489で購入した、「サンダーバード」「つるぎ」の特急券です。
北陸新幹線金沢開業以来、「サンダーバード」と「つるぎ」の乗り継ぎでの利用の経験はなく(なぜかいつも「はくたか」だった)、来年にはその「つるぎ」がどうなるかよくわからないので機会のあるうちに、ということで今回初利用です。
ちなみに乗車券は「西日本どこまで4DAYS」を使用していますが、新幹線部分は乗車券としても利用できないため、別途きっぷを追加しています。
このため金沢駅の自動改札が通れず、有人改札を通過することになりました。
「サンダーバード」と「つるぎ」を金沢で乗り継ぐと、「サンダーバード」側の特急料金が半額となります。このため、乗車時間は新幹線23分、在来線2時間13分なのに対し、特急料金が新幹線1870円、在来線1200円とかなりアンバランスな感じになってしまいました。
e特急券なので、「つるぎ」が2400円から530円引きの1870円。「サンダーバード」が2950円から乗継割引の半額で1470円となり、さらに乗継割引対応のeきっぷの割引が効いて1200円となっています。
かつて在来線のJR西日本のeきっぷの価格は路線ごとにまちまちで、なぜか南紀方面が安かったりしましたが、2023年4月以降、岡山~児島間を除くJR西日本管内での完結分においては、通常のA特急料金より530円引き(つまり自由席特急料金と同額)に落ち着いているようです。なお、今回のような乗継割引が有効な場合は乗継割引の駅ごとにことなるようです。
近づく北陸新幹線敦賀延伸への足音
京都駅から「サンダーバード19号」に乗り込みます。
京都駅0番線ホームは、山科側が工事中のため、かなり狭くなっておりかなりの混雑。行列の間をすみませんしながらかき分けて先頭までやってきました。
この日のサンダーバード19号は683系電車の12両編成。短編成化が進む在来線JRにおいて、12連は長いほうになります。
それでも本日は満席で自由席は立席も出ました。旅慣れていない旅行者が多いせいもあって、発車が数分遅れることに。
山科から湖西線に入り、琵琶湖のアナウンスが。堅田を過ぎるとかなり琵琶湖が接近します。
マキノを過ぎるとトンネルが続き、北陸本線に入って敦賀へ。敦賀駅は新幹線ホームの工事真っ最中で、在来線も従来の地下通路のほか、新幹線連絡と思しきこ線橋も使用開始し、いよいよ開業までのカウントダウンが始まった感があります。
北陸本線は敦賀近辺と芦原温泉~大聖寺付近以外は基本的に平坦で、線形もいいため新幹線とはさほど離れていません。このため、この写真のような開業前の高架を見ることが多いです。
しかし、12連の満席はやはり乗降に時間がかかり、金沢到着は5分遅れとなってしまいました。
E7系とW7系の違いは?
やや小走りに新幹線ホームに向かい、「つるぎ714号」に乗車。「サンダーバード」の客を待ったため、3分遅れでの発車となりました。といっても富山どまりですからさほど影響はありません。
腰を落ち着けると、「北陸ロマン」が流れます。ん?これはW7系か?
「つるぎ」自体は寝台特急時代も乗車経験はなく、今回が初乗車。WiFiをオンにすると自動的にJR西日本のWiFiサービスにつながりました。そういえばE7系とW7系の違いってなんだろう。
共同開発なので、性能とかは全く同じはずですが、チャイムだったりWiFiだったりが違います。
富山駅で降りてから回ってみました。
本当に些細な違い、というか間違い探しレベルの違いしかないようです。。。。
一般の乗客にとっては、車内メロディが一番わかりやすいかも。
JR東日本のE7系は上越新幹線と同じ「TR12(ただしJASRAC上の名称で本当の曲名は不明)」です。
ちなみにJR西日本で完結する「つるぎ」にJR東日本のE7系が、JR東日本で完結する「あさま」にJR西日本のW7系が使われることもあります。
乗る機会があるときにちょっと気にしてみてもいいかも。
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