「田井ノ浜→津島ノ宮」乗車券(e5489)

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田井ノ浜から津島ノ宮までの乗車券です。両方とも臨時駅で夏の一時期のみの営業です。
特に津島ノ宮に関しては8/4、8/5の2日間のみの営業で、日本一営業日数が少ない駅としても知られています。
今回e5489で購入していますが、この2つの臨時駅はきちんと対応していました。(もちろん営業日以外を指定すると発券できませんが。)

さて、田井ノ浜から高松経由で津島ノ宮までやってきました。
駅というよりは倉庫に近い民家が駅舎になります。非常に開放的な改札口もあります。改札口の屋根はすだれです。まあ真夏ですから。
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ホーム側からみた津島ノ宮駅です。きっぷの販売のほか、JR四国グッズや記念入場券なども売られていました。
なんだかいかにも仮設駅みたいな感じです。
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売られていた「金運上昇祈念入場券」を購入、観音寺市の「お金(金蔵寺)が財布(讃岐財田)に入って(塩入)豊か(豊浜)」ということで、こじつけ臭いですがこれに寛永通宝が駅舎にある観音寺駅と含めて5駅分の入場券としたものです。
裏面は金ぴかですが、スキャンすると真っ黒になったので掲載は断念。まあなんとなくそのまま載せてしまうとご利益が落ちてしまいそうな気がしたので。(笑)
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なお、このきっぷを購入すると津島ノ宮駅の来駅証明が渡されました。
このスタンプは個人が作ったもので、「わたしの旅」スタンプに近い体裁です。
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さて、津島ノ宮駅ですが、やけにたくさん駅員がいますが、その理由がこれ。
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駅自体がカーブしており、しかもホームがかなり低いため、かなり大きな段差ができています。このため、ドアごとに駅員が待機して乗降客の手助けをする必要があるためです。
特に子供連れやベビーカーが多いので、なおさらです。

で、なんで子供連れが多いのかというと、遊園地があるから・・・ではなく、津島ノ宮最寄の津嶋神社がこどもの守り神だからで、8/4,5はその津嶋神社の大祭があるからです。
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津嶋神社の本殿は津島という島にあり、普段はそこへは神社関係者しか行けませんが、この大祭の日に限って橋が設けられ、参拝客が歩いてわたることができます。

津島側から見た四国の景色。
アンパンマン列車が通過中です。津島ノ宮駅では、列車の通過や到着を細かく放送しており、次はアンパンマン列車が通過すると告げられると、こどもたちを中心に駅周りにギャラリーができていました。
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本殿の写真はあまりの人ごみのため、パス。
ですが島の頂上から眺める瀬戸内海の夕暮れはかなり綺麗です。
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夜になってもこのように橋に灯りがつけられ、幻想的な景色となります。
ところでこの写真、3枚上とほぼ同じ位置から撮影したのですが、波打ち際の位置が変わっていることにお気づきでしょうか?
昼間は潮が引いていたので海そばの岸壁で撮影したのですが、そのまま夜を迎えると潮が満ちてきてしまい・・・ 出口への道が満潮で水没してしまった!
仕方がないので、ズボンをひざまでたくしあげ、水の中をちゃぷちゃぷ歩く羽目に(笑)
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夜には花火大会も行われ、こちらも見物客でにぎわっていました。
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「「田井ノ浜→津島ノ宮」乗車券(e5489)」への2件のフィードバック

  1. 中学・高校の通学で津島ノ宮は毎日通過していましたが,田井ノ浜と組み合わせるとはまた何ともレアなきっぷですね。

    津島ノ宮駅では今月22日にコンサートを開催するそうで(去年坪尻でやったようなヤツでしょうか??),まさかまさかの冬の臨時停車が実現します。

    そこらの秘境駅と比べて通年停車してもいいくらい?人家がありますが,あのホームでは難しいですよね~

  2. 津島ノ宮は毎年8/4,5と固定なので、休みの日とあわせるのが難しいんですよね。
    今年は週末と重なったので田井ノ浜とあわせて思い切って訪問しました。

    しかし冬に停車が実現するとは・・・

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